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スタイリングテクニック

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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。

しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。

かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。

この記事は「スタイリングテクニック」カテゴリーの記事

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布の重さを考えるオーダー

俺のTailor埼玉県川越市のオーダーメイド専門店『俺のTailor』です。あなたのキャラクター、体型を最大限に活かした飽きのこない”リアルクローズ”をお届けいたします。 スーツだけじゃなく、シューズや新郎衣装等も取り扱っております。

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布の重さを考えるオーダー

当たりですが、布には重さがあります。

しかし、普段から毎日スーツを着る方でも「スーツの重さを考えた」という選び方がある方は少ないのではないでしょうか。

オーダー時に布の品質を知るための一つに「目付け」というものがあるというお話をしました。

今回はその目付けを考えることで、より快適なオーダースーツを作れるということを知っていただこうと思います。

生地の目付について | 俺のTailor(俺のテイラー)
生地の目付けについて 生地には目付というものが存在します。目付とは生地の重さのこと。 生地の品質を判断する材料の一つとして表されていますが、目付の意味を知ることで、着用するシーズンに合った生地選びをすることができます。  …

スーツに快適さを求める

スーツにフィット感やデザインだけでなく、快適さを求められるのが、素材から選べるオーダーメイドの大きな特徴の一つです。

スーツの快適性は、生地の重さ(目付け)、素材、伸縮性、そしてフィット感によって変わります。

この中で快適性に特に重要なものの1つが生地の重さ(目付け)です。

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目付けの軽い素材は体に軽く乗り、通気性を良くしてより涼しく保つことができます。

夏の暑い気候に適しているものです。

反対に、目付けの重い素材は暖かい空気を含み、寒い冬の時期に体を暖かく保つのに向いています。

それぞれの目付けに適した季節

  • 210〜250g 春夏用の生地で扱われる重さ
  • 230〜280g オールシーズンと呼ばれる重さ
  • 285〜360g ミドルウエイト。真夏以外着れる重さ
  • 360〜390g 冬用のスーツ生地などの重さ
  • 420〜570g コートに使用したり、希少なスーツ生地の重さ

国によって緯度が違うので、シーズンにおける気温にギャップがあり、オールシーズンにおける考え方が変わってきます。

夏の暑さが激しい日本のブランドではオールシーズンというと250gほど。

イタリアなどは270gなど、若干の差があります。

緯度の高いイギリスのブランドなどでは、300gのオールシーズンものも見られます。

目付けが重いことのメリット

ここまでの話だと、目付けが重いことのメリットとして、保温性しかないのではないかと感じます。

しかし、目付けが重い生地はスーツに仕立てた時、重さによる美しいドレープが生まれ、シワになりにくくなるという機能性もあるため、より洗練されたシルエットを生みます。

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より構築的なスーツで、堅実でしっかりとした印象をもたせたい場面では、目付けの多い重い生地を選択するのもいいと思います。

オーダー時の会話などで作りたいスーツの印象を汲み取るということもテーラーの仕事と思っていますが、お客様の与えたい印象や考えをお伝えしていただく事で最適な生地選びができると思います。

四季のある日本ならではの着こなしを

日本には四季があります。

オールシーズンの生地を使用して作ったスーツも、真夏は暑く、真冬は寒く感じる時があるはずです。

より個性を、そしてビジネスファッションを楽しみたい方は、季節に応じて使用する生地を考えて見てはいかがでしょうか?

 

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フィッター 木村駿平

某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。

卒業後、「俺のTailor」に入社。

奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。

趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。

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