仕立て屋の提案
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2020/06/09
スーツのステイタスで、最高級と言われるのが「手縫い」を施したスーツ。
ミシンなどのマシンには出せない風合いは職人技とされ、高い技術を必要とします。
もちろん大量に生産できるわけではないので、高価な技術でもあります。
職人が手縫いで入れるボタンホールというものがあります。
マシンメイドのボタンホールよりも立体的で、糸が細かく縫われ、光沢感もあり素敵です。
当店のボタンホールは、糸の処理まで丁寧に行うので、マシンメイドでも十分綺麗なのです。
よりこだわりを反映したいというお客様のご要望を叶えるため、フラワーホールのボタンホールのみ、職人が手で縫う手縫いのボタンホールのサービスを行なっております。
存在感がすごくあり、とても綺麗なボタンホールです。
2cmと2.5cmの幅の違いがありますので、襟の太さや雰囲気、お好みなどで変えていただいてもいいかもしれません。
このボタンホール、芯となる糸を包みながら縫うことで、このような立体感が出ます。芯糸に使われているのは、水引というもの。
水引とは、ご祝儀などを包むときに使用される飾り紐のことです。
水引を使用して作るボタンホールは日本独自のものですが、本場のイタリアのテーラーでもミラネーゼという芯糸を使用してこの美しいボタンホールを作ります。
数少ない職人さんにしか手掛ける事が出来ない事から希少価値があるんですね。
【手穴】と呼ばれる手縫いのボタンホールはオプションの料金(+3000円)がかかりますが、分かる方には一発で良いスーツだと分かる仕様。
水引は人と人を結び付けるという意味合いがある縁起物。
是非、次のスーツからお試し下さい。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。