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雑談

身近に見れる芸術

身近にある芸術作品

先日新宿へ出張させていただき、オールシーズンの英国生地にてご注文いただきました。ありがとうございました。最近、秋冬の生地見本も大活躍しています。

ご存知のお客様もいらっしゃるかもしれませんが、私は新宿の服飾学校である文化服装にて学生生活を送っていました。居候していた友人の家も新宿でしたので思い出も多く、新宿の街がとても懐かしく感じます。

出張の帰り、新宿駅西口を通過し、ふと思い出したのでご紹介します。新宿に行ったことのある方、西口のロータリーにあるこの建築物を見たことはありませんか?

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こちらは西口のバスロータリーに通じる駅構内です。

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モダニズム建築家 坂倉準三

この素敵なタイルは日本のモダニズム建築を代表する昭和の建築家、坂倉準三氏のものです。絶妙な色使いが素晴らしく、学生時代なんども足を運び、近くで見たり遠目で見たりと楽しんでいました。

美術館や芸術作品は大好きだったのですが、当時はお酒が大好きで、バイト代は生地と糸とビールになっていました。ですからお金を使わず、身近にある芸術品を楽しんでいたというわけです笑

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新宿駅のユーザーにとってはとても身近なものであるはずなのに、製作者を知っている人は少なく、このタイル自体も知らない人の方が多かった印象があります。「灯台下暗し」身近にあるものは特別に感じることが難しいのかもしれませんね。

私もこの記事を書く際に知ったのですが、小田急百貨店も坂倉氏の建築物なんですね。いやはや灯台下暗しでした。。。

神は細部に宿る

「神は細部に宿る」

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同じくモダニズム建築を代表するドイツの建築家ミース・ファンデル・ローエやアップルのスティーブ・ジョブズが好んで使っていた言葉です。オーナーもこの言葉を題材に記事を作っていました。

神は細部に宿る

「素晴らしい芸術作品や良い仕事は細かい部分を丁寧に仕上げ、こだわりのあるディテールが作品の本質を決定する。何ごとも細部まで心を込めて行わなければならない」という意味です。

スーツにおいて、このようなディティールでのこだわりは、私もとても大切に思っていますが、やはり見えづらく気づきづらい部分です。

簡単にご紹介した記事がこちら

当店のスーツのディティール

しかし、私たちから、お客様に選んでいただいた生地や選ばれたディティールを、納品の際に1から100まで全て説明させていただくのも野暮なことのかなと思ってしまいました。

身近に見れる職人の芸術品

是非、仕立てられたスーツをご帰宅後によく見てみてください。

糸の使い方や生地の合わせ方、ポケットやボタンホールの部分、裏地や見えない部分まで、よく見てみると「こんな風になっているんだ」ということがわかります。

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まさに職人技、身近に見れる芸術品と言えるのではないでしょうか。

着るだけでなく、そのような細かいディティールの部分も楽しんでいただけたら嬉しく思います。

俺のTailorのある芸術品

ところでついでに、、、当店にあるテーブルもヴィンテージ物で、実は芸術性がとても高いのです。サイドのモチーフや天板の彫刻、足の構造など素晴らしいです。ご来店の際は見てみてください。

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