木の柱が並ぶ回廊を歩く、緑系のジャケットを着た男性の後ろ姿
グレーのジャケットとネクタイを身につけた男性の胸元アップ
ベージュのジャケットと茶系のパンツを合わせ、椅子に座り足を組む男性の手元アップ
ベージュのジャケットを着た男性が窓際に立つ後ろ姿
テーラークラモチのGentlemen's Sprayとレザーバッグ、チェック柄の生地
グレーのチェック柄スーツを着てベンチに腰掛け、腕を組む男性
緑系のジャケットの胸ポケットにチーフを挿した胸元アップ
ブラウンのジャケットの肩から袖にかけてのアップ
ベージュのスーツを着た男性が瓦屋根の街並みを背景に歩く
マスタードカラーのジャケットを着た男性の背中のアップ
グレーのジャケットとピンクのネクタイを合わせた男性の胸元アップ
緑系のジャケットのボタンを留めた胸元アップ
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10th Anniversary

本切羽

みなさんこんにちは。

年末も大詰めというところですが、少しばかりスーツについて書かせて頂きます。

『本切羽』とか『袖口本開き』とか言われるオーダーメイドなら必ず出てくるこのオプション。

みなさまはなんだかご存知ですか?

とはいってもその名の通りなんですが、スーツの上着の『袖が開ける』というオプションなんです。

はい?袖が開ける?袖なんて普段開きませんけど?

そう思ったあなたは私の思うつぼです。笑

現代では殆どスーツの袖はまくらないですよね?

ただ昔は違ったわけです。スーツのルーツでもあるヨーロッパでは、その昔スーツの下に着るシャツは下着と考えられていました。

というよりも、話は少し脱線しますがその頃のヨーロッパでは現在のYシャツにあたる物は本当に『下着』でした。

(それゆえにスーツは元々3つ揃え[ベスト付き]で着るのが普通でもありました。)

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 こんな感じで前後をふんどしの様に留めてパンツも兼用していたわけです。

要するに、その頃の男性は全員ノーパンスタイルということです。

この時代の名残から現在でもシャツの裾が弓型にカットされているというのは私も最近知りました。

話しを戻しまして、こうなってくると上着を公の場で脱ぐ者は変質者。御法度という事だったわけですね。

そこで考えられたのが『袖を開いてまくれるようにしよう』ということなんです。

袖が開ける事で、お医者様なんかは上着を着たまま診察、診療が出来たわけです。

 現在では縫製の意味でも手間がかかる事、そして切羽付きに対して袖の長さの直しが効きづらいことからオーダーメイドのこだわりの一つとなって残っているわけです。

私としてもこのオプションはおススメする事がありますが、それはなによりも穴がかり(ボタンホール)がしっかりされるので見た目的にもオーダーメイド感を出す事が可能になるんです。

糸色を変えたりするのであれば、なおさらというわけですね。

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ということで、こだわりたい方にはおススメのオプションでした。