ウエディング
この記事は「ウエディング」カテゴリーの記事
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2021/03/05
オーダーメイドのタキシード。
生地から選べるという自由度が魅力で、多くのお客様に様々なタキシードをご提案させていただきております。
しかし自由度が高いということは、ご自身で着用したいイメージが決まっていない場合、選ぶ難易度が高いということにもなります。
そんなとき、初めにご説明させていただくのが、「タキシードの色」
タキシードに適した色味とは何か。
タキシードをオーダーするときの生地はどのようなものがオススメなのか。
ご検討中の皆様にご来店前の参考になればと思います。
タキシードの本来の色味であげられるのが、正礼装である「ブラック」「ミッドナイトブルー」の二色です。
ブラックや無地の生地の場合、素材がウール100%の生地やモヘアが混ぜられている生地、シルクの生地といったように様々で、それぞれ仕立て上りの表情も異なります。
写真はウール100%のタキシード。
モヘアやシルクが加わることで光沢感が増して行きます。
ちなみにレンタル衣装などのテカテカした光沢は、ポリエステルによるものです。
こちらがミッドナイトブルーのタキシード。
いわゆる濃紺、濃いネイビーのことをミッドナイトブルーと言います。
夜、室内で見るミッドナイトブルーは、「黒よりも黒に見える」などと言われるくらい、色味に深みが出ます。
室内着であるディナージャケットが由来のタキシードにおいて、正式な色味とされ、黒に並ぶタキシードの「正礼装」の色として存在しております。
ビジネスでも着用できる汎用性の高い色味のため、挙式後スーツにリメイクできる「フェイズ2タキシード」に使用する生地としても人気です。
それでは、ブラック、ミッドナイトブルー以外の色の生地で仕立てるタキシードとはどのような衣装になるのでしょうか?
ブラック、ミッドナイトブルー以外の色味のタキシードのことを「ファンシータキシード」と言います。
日本では、ファンシータキシードは「準礼装」の部類に分けられ、新郎衣装として格式の高い、正しいタキシードの装いになります。
つまり、格式にこだわるのであれば「正礼装」のタキシードの色はブラックか濃紺の2色となりますが、「準礼装」まで範囲を広げれば色は自由という事です。
このブログのタイトルでは「正しい色」としましたが、どの色もタキシードとしては正しいと言えますのでご利用のシーンによって色んな色を考えてみるとよろしいと思います。
挙式当日はまさに主役となるウエディングタキシードの魅力はご自身たちのお好きなお色や、柄を使用して楽しんでみてはいかがでしょうか。
こんな色味、結婚式で使用して大丈夫なのか?という心配はもうありませんね!
タキシードは、レンタルよりもオーダーメイドで仕立てる時代。
ルールの多いように思える結婚式などのフォーマルシーンですが、主役のお二人は是非、自分たちらしい装いをオーダーメイドで仕立てる事を当店ではオススメしています。
リメイクを想定した挙式後のビジネスシーンも考えた色味、写真映えのする華やかな柄のついた生地、レンタルや既製品には無いような世界各国から集められた貴重な素材を揃えてご来店をお待ちしております。
この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
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大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。