カジュアル
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
この記事は「カジュアル」カテゴリーの記事
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
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コートの王道とも言われるトレンチコート。
オーバーシルエットで体にゆったり合わせるトレンチコートは、オーダーメイドだとあまり馴染みがないかもしれません。
しかしタイトフィッティングで仕立てるトレンチも素晴らしく品があります。
逆に丈感などのギャップが少しでもあると違和感が出て来てしまいしっくりこない場合も。
通勤用、休日用、そしてフォーマルにも、汎用性の高いトレンチコートはオーダーメイドがオススメです。
20世紀初頭、英国軍の依頼により開発されたトレンチコート。
第一次世界大戦の塹壕戦にて、このコートが活躍したことにより「トレンチ(塹壕)」の名がつきました。
それまでの軍用のコートというのは、ゴムを用いた繊維が使用されおり、これは雨風を防ぐには良いのですが、通気性がないため、快適ではありません。
現在のトレンチコートの通気性というは、このような戦争での兵士の快適さを求め、寒さの厳しい欧州での戦争にて防水コートが求められたことにより生まれ、開発されたものが起源です。
最大の特徴はトレンチコートの戦争にて活躍した機能性の「デザイン」にあります。
肩にボタン留めのストラップ、これはエポーレットなどとも言いますが、水筒や双眼鏡や拳銃を吊り下げていました。
手首のストラップは、寒風を防ぐために付けられています。
ウエストのベルトも、腹部を暖かく保つために付けられていますが、トレンチコートらしいシルエットを生む、重要なディテールになっています。
右胸(肩)に縫い付けられた当て布は「ストームフラップ」と呼ばれ、襟を全てボタン留めした際に雨だれの侵入を防ぐための物です。
本来、男性用の服というのは右前合わせなので、右側のみ付いているというわけです。
脇ポケットは、現在では手を入れたり物が入るようにポケットの袋になっていますが、当時はコートの内側のジャケットなどに手が届くようただの切り込みだったようです。
バックデザインもヨークと呼ばれる肩周りに布が二重になるようなデザインになっております。
雨が降った時に、落ちていくようにという機能性があります。
トレンチコートが軍用に開発された当時、トーマス・バーバリーが生み出したコットンのギャバジン素材が使われていました。
そのため、現在でもコットン素材を多く使うことがありますが、ウールなどを使用する場合も少なくありません。
実際に第一次世界大戦にて使用された生地と同じ構成の生地もご用意しております。
冬のコートスタイル。
ご自身のサイズに合わせたトレンチで、上品なビジネスカジュアルスタイルにも、スーツに合わせるビジネススタイルにも、相性の良いコーディネートを組むことができます。
生地なども、コットンだけでなく、ウールなどに変更したりとこだわってみてはいかがでしょうか?
歴史のあるトレンチを肌で感じてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。