スーツ
ビジネスウェアを必要とする多くのビジネスマンや経営者、起業家、ビジネスに成果を求める人。
あなたのキャラクター、体型を最大限に活かした飽きのこない実用的な服「リアルクローズ」を、俺のTailorは提案いたします。
この記事は「スーツ」カテゴリーの記事
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「スーツが変色してしまうんだけれども、これはどうして?こまめにクリーニングに出しているのに、、、」
先日訪問先でお客様からこんな声を頂きました。
スラックスのモモの辺り等が変色してしまったスーツを目にする事がありますでしょうか?
もしくはご自身で変色してしまったという方もいらっしゃると思います。
実はこれ、2つの要因が重なって退色(変色)してしまっているんですね。
夏にプールや海に出かけると肌が黒く日焼けすることからも、日光(紫外線)が日焼けさせ、様々な物を変色させてしまうのはみなさまご存知かと思います。
日光に当たる限り、どんなスーツも少なからず変色してしまっています。
ただ、相談を受けた様なモモの辺りのだけが変色してしまうような「一部分だけが変色するケース」もあります。
これには身体から出る【汗】が大きく影響しているのです。
汗には水以外に塩分やアミノ酸、乳酸、尿素等様々な成分が含まれていてこれらの一部がスーツの染料を分解してしまうのです。
今でこそ殆どなくなりましたが昔よく色物のTシャツ等で一緒に洗濯してしまうと色落ちして他の洗濯物に色移りしてしまうティシャツなど、厄介物がいましたよね?
これは「染色堅牢度」といって、日光や水に対する抵抗が弱い、、、
そのような「染色堅牢度の低い製品」は悪く言えば粗悪品なのです。
汗にはその、「染色堅牢度」を低下させる原因となってしまうのです。
その弱くなった部分に日光が当たると普通では考えられない様な変色を起こしてしまい、その部分だけ色が違うスーツとなってしまいます。
また、黄色>赤>青と青は退色しやすく、黄色は退色しにくい色です。
ブラック等のスーツですとこれらの色を同分量で重ねていますので、オレンジや黄色がかってきてしまうということです。
話しが戻りますが相談をして頂いたお客様はクリーニングに適度に出しているというという話しでした。
クリーニングに出していれば、スーツの汚れは落ちていそうですが、ここにちょっとした落とし穴。
普通クリーニング屋さんで仕上げられるのはドライクリーニングなので、汗等の水溶性の汚れは落ちないのです。
では、どうするか。
スーツに蒸気を当てて湿らせた上で拭き取る等の方法も限定的ではありますが、効果はあると言われております。
ただ、やっぱりしっかりと汚れを落とすには水洗いしかありません。
スーツ用のウェット(水洗い)クリーニングを専門に行っているクリーニング屋さんもあるので考えてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
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大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。