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スーツ, 仕立て屋の提案, 雑談

スーツとビールの話

スーツとビールの話

最近の木村の趣味というと、近場でもなく遠すぎない観光地に行ってみるというもの。主に自然豊かな場所をピックアップしては休みの日に訪れています。

川越の観光・グルメの名所を見つける食べ歩き企画もありますが、なんだか歩くのが最近心地良いのです。

とはいえ、やはりビール好きという根本から抜け出せず、地方に行っては、ご当地ビールというものを見つけて、買って帰り、家で飲んでみるのにもハマりつつあります。

ジャストフィットで仕立てるオーダースーツ(もちろん適量のゆとりを入れますが)、お客様にフィッティングをさせていただく際にお客様に「もう太れないね〜」と言われ「お酒、飲みすぎないよう、気をつけてくださいね!!」なんて会話をさせていただくことがありますが、私が一番気をつけろって話ですね、、、

ジメジメ暖かくなって来て、日本のビールをゴクゴク飲むってのも、素晴らしく幸せな時期になって来ましたが、今ぜひオススメしたいビールが「セゾンビール」という種類のビールです。(ん?オススメのビールって、、、ビール屋さんですか?違いますね笑)

セゾンビール

セゾンビールとは、かつて農家の人たちが農作業中に喉を潤すために飲まれたビールです。

農作業を行わない冬の時期に、醸造していたビールということで、セゾン(季節)ビールなどと言われています。

セゾンビールの特徴は、

  • アルコール度数が少ない(5%前後)
  • ホップが効いている(苦味がやや強い)

です。農作業中に飲むためにアルコールが強すぎては仕事になりません。

ベルギービールにしては少なめの5%ほどのアルコールです。

また、冬に仕込むので、保存料としても使用される「ホップ」を多く入れたことから、苦味が強めのさっぱりとした味が特徴なのです。

以前紹介した「IPA」というビールの歴史に少し似ているような気がしますね。

https://oreno-tailor.com/hopsackizi/

日本のメーカーでも最近はセゾンビールという種類のビールを多く出しているので、もしかしたら飲んだことのある方もいるかもしれませんね。

キリンビールのグランドキリンからセゾンビールが出ていたはずです。コンビニやスーパーで見つけたらぜひ飲んでみてください。

木村 オススメセゾンビール

私がオススメのセゾンビールは、ベルギーのデュポン社のセゾンビールです。

セゾンデュポンというビールで、日本の瓶ビールグラスのような専用グラスで飲みます。

若干の酸味が効いていて、ホップの爽やかな香りが鼻に抜けます。

アルコール度数は6.5%。飲みやすいからと言っても、ちゃんと酔います。飲み過ぎ注意です。

こちらは同じくデュポン社のセゾンビール。

上のセゾンデュポンをオーガニックの原料を使用して作られた、セゾンデュポンバイオロジークというビール。

飲み始めは、やや青苦いような味がしますが、後から甘さを感じられ、この苦さが癖になります。

ボディもしっかりとしているので、満足度の高いビールです。

どちらも画像は小瓶のものなのですが、大瓶(720ml)の方が美味しいので是非そちらを。

作業中にビールを飲むなんて、と思ってしまいますが、イギリスなどでは仕事中にパブに入りビールをゴクゴクなんて当たり前だそうです。

ごくごく行った後に、なりがちなのが、、、

飲みやすいビールというのは、素晴らしいのですが、ごくごく行った後になりがちなのがこぼしてしまうこと。

特に木村は、口が緩いのか一気に飲み過ぎてしまうのか、まあよくこぼします。

最初から最後までビールで大丈夫なのですが、4杯目くらいからこぼすこぼす、、、皆さんもスーツのまま飲みに行ってシミをつけてしまうこともありますよね。

そんな時に思い出したのが、今年大人気のイタリア、ドラゴの生地。

高い機能性と洗練されたスタイルが特徴【DRAGO ドラゴ】 | 俺のTailor(俺のテイラー)
  高い機能性と洗練されたスタイルが特徴「DRAGO ドラゴ」 DRAGOはウンベルト・ドラゴとローラ・ドラゴ夫妻により1973年に創立された比較的新しいブランドです。 ビエラ地区の主要な毛織物工場の一社で、1 …

ドラゴのブルーフィールというコレクションは、様々な機能性を発揮しますが、特に「ウォータープルーフ性能」が今回のケースに最適です。

実際に水を落としてみました。弾きますね。

水分を弾くということはシミはもちろん、汚れもつきづらいです。

特に、梅雨時期に納品できたお客様はラッキーかもしれません。

それからついでに、、、

ビールだけでなく、最近ワインも勉強し始めました。

高級なワインというものは飲んだことがないのですが、スーパーなどで気軽に買える濃いめの赤ワインを飲み比べています。

以前、洋服の染み抜きについての講習会にて、ワインのシミの落とし方について、

  • 赤ワインのシミは白ワインで消える

とのこと。なにやら赤ワインのポリフェノールをアルコールで溶かすそうです。ポリフェノールが乾く前なら有効かもしれません

確かに、成分的には落とせそうですが、応急処置までにしましょう。赤ワインのシミはさすがにクリーニングのプロに任せた方がいいかもしれませんね。

 

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