カジュアル
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
この記事は「カジュアル」カテゴリーの記事
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
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2020/03/16
春夏シーズンになるとオーダーの多くなってくる三者混の生地で作るカジュアルスタイル。
三者混とは、その名の通り「三つの素材が混ざった生地」
主にカジュアルジャケットのオーダーなどの生地に使用されます。
春夏の三者混では「ウール&シルク&リネン」の3つの素材の配合が一番多く見られるブレンドです。
シルクによる高級感のある艶、リネンの涼しさと表情を楽しみつつ、ウールのシワになりにくく防湿性、防臭性などの機能性を存分に楽しめます。
対して秋冬では「ウール&カシミア」と言ったように、カシミアなどの高級感や保温性を補うような素材がブレンドされます。
三者混の素材のブレンドの比率も、素材の表情を決める重要なものです。
シルクの比率を多くすれば、ツヤが多く出て高級感が増しますが、耐久性はウールの多いものより劣ります。
リネンの比率を多くすれば、麻ならではの通気性と冷涼感、そしてリネンならではのツヤを味わえますが、シワ(リネンのシワは上品で、あってもいいのですが、、、)が多く出ます。
今回はそんな三者混のリネンの割合が違ったジャケットが納品されています。
ウール38% シルク31% リネン31%
それぞれが同じくらいの割合で使用されています。
イギリス、ホーランドシェリーの春夏ジャケットコレクションのメイン「クリスタルスプリング」からのオーダーです。
リネン55% ウール37% シルク8%というクオリティ。
よりさっぱりと冷涼感を感じ、肌触りも腰があります。
イギリスの名門Wビルより、クラシックなウインドペーンのデザインです。
それぞれの風合いや仕立て上がり、そして着心地は大きく違います。
カジュアルシーンでのジャケットをお迷いの方は、このように配合の違いによる見え方まで注目すると、ご要望にあった選び方ができるはずです。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。