三者混の華やかなジャケット ホーランド&シェリーとWビルのオーダー
三者混の華やかなジャケット ホーランド&シェリーとWビルのオーダー
春夏シーズンになるとオーダーの多くなってくる三者混の生地で作るカジュアルスタイル。
三者混とは、その名の通り「三つの素材が混ざった生地」
主にカジュアルジャケットのオーダーなどの生地に使用されます。
春夏の三者混では「ウール&シルク&リネン」の3つの素材の配合が一番多く見られるブレンドです。
シルクによる高級感のある艶、リネンの涼しさと表情を楽しみつつ、ウールのシワになりにくく防湿性、防臭性などの機能性を存分に楽しめます。
対して秋冬では「ウール&カシミア」と言ったように、カシミアなどの高級感や保温性を補うような素材がブレンドされます。
三者混の割合による見え方の違い
三者混の素材のブレンドの比率も、素材の表情を決める重要なものです。
シルクの比率を多くすれば、ツヤが多く出て高級感が増しますが、耐久性はウールの多いものより劣ります。
リネンの比率を多くすれば、麻ならではの通気性と冷涼感、そしてリネンならではのツヤを味わえますが、シワ(リネンのシワは上品で、あってもいいのですが、、、)が多く出ます。
今回はそんな三者混のリネンの割合が違ったジャケットが納品されています。
配合の違う二種類のジャケット
ウール38% シルク31% リネン31%
それぞれが同じくらいの割合で使用されています。
イギリス、ホーランドシェリーの春夏ジャケットコレクションのメイン「クリスタルスプリング」からのオーダーです。
リネン55% ウール37% シルク8%というクオリティ。
よりさっぱりと冷涼感を感じ、肌触りも腰があります。
イギリスの名門Wビルより、クラシックなウインドペーンのデザインです。
それぞれの風合いや仕立て上がり、そして着心地は大きく違います。
カジュアルシーンでのジャケットをお迷いの方は、このように配合の違いによる見え方まで注目すると、ご要望にあった選び方ができるはずです。
三者混で作るジャケットについてご質問のある方はLINE@にて相談を受け付けています。ご予約もこちらから!!