ウエディング
この記事は「ウエディング」カテゴリーの記事
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2018/01/14
今回は最新の市場動向、トレンドなどを踏まえ、実際にかかる費用についてお話ししようと思います。
フォーマルウェアはルールも存在します。
まず【結婚トレンド調査2017(ブライダル総研)】によると、2016年4月〜2017年3月に首都圏で挙式を行った中でもっとも新郎が着用している割合の多かった衣装はダントツでタキシード。
なんとお色直し等を含め新郎の87.7%がタキシードを一度は着用しています。
次いで多いのが紋服(紋付き袴)23.1%、フロックコート5.5%と続きます。
ここでいうタキシードとはレンタルのものが大半ですのでタキシードの定義は曖昧ですが、殆どの方がタキシードを着用していると言えます。
さらに、タキシードに限って調べてみると式場や式場の提携先で衣裳をレンタルまたは購入した人は85%以上もいます。
一方それ以外の外部の衣裳店でタキシードを購入した割合はというと、10.7%だそう。
いかに式場で提案されるプランに衣裳代が込みとされている日本の風潮が見て取れますね。
レンタル有りきの業界で寂しい限りです。
費用は衣装全種の平均で15.4万円、タキシード単体でみると15万円〜20万円の割合がもっとも多く、20万円〜25万円という方も数多くいる事がわかりました。
これ、ものすごく高くないですか?
もしこれを回答したのがレンタルをした人だったとすると、1日着るための衣装代がこれだけするんです。レンタル衣裳屋さんはどれだけ儲かるんでしょう?
これには場所代やレンタルのストック費用、式場等に支払う契約料等があるので高くなるのですが、一回貸し出せばおそらく元が取れてしまいそうな衣裳もあるでしょう。
一方、当店のような専門店でオーダーメイドのタキシードを作った場合はというと、生地にもよりけりですが、安いところで10万円〜高くても25万円くらいかと思います。
費用としてはさほど変わらなそうですが、会場によっては自前衣裳の【持ち込み料】、これがあるので気を付けないといけません。
結局はやはりオーダーメイドで衣装を作られる方は自分の着るものを自分で決めたいという方が多いと思います。
なによりも他の人が何回も着たサイズの合わない借り物で過ごすのか、自分でこだわった衣装にするのか。
私達専門店からすると、出来れば自分で決めた衣装に手結び蝶ネクタイを締めて人生の節目を迎えて貰いたいものですね。
きっとその後の思い出に残る事と思います♪
この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
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大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。