スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「スタイリングテクニック」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「スタイリングテクニック」カテゴリーの記事
2018/06/04
デルフィノの生地には、チェックや織り柄の素晴らしい、色鮮やかなイタリアらしい記事が多いです。
そのため、オーダーされるお客様は、色柄あるものを選ぶ場合が多いです。
もちろんチェックなどの表情は唯一無二、他のブランドではデザイン的にもコスト的にも真似できるクオリティではありません。
しかし今回仕立てていただいたような、デルフィノの無地の表情も素晴らしいことをぜひお伝えしたいです。
デルフィノは、日本では未だ知名度は高くないものの、ロロピアーナ、ゼニアと並ぶ、世界三大織元のひとつです。
スーパ−120s以上の細い原毛のみを使用するという品質にこだわり、滑らかさ、艶、高級感のある生地を作っています。
イタリアの高級既製服ブランドなどでもデルフィノの生地が使用されるなど、確かな評価を受けているブランドでもあります。
その確かな技術と品質は、無地のソリッドな生地にて、存分に味わえるのではないでしょうか。(柄物もただの柄じゃないのがすごいのですが、、、)
チェックなどの生地も仕立てていただいているお客様も多くいらっしゃるので、デルフィノの柄の良さはその時に。。。
ネイビーの発色が美しいこの生地は、ピークの襟にて、、、パーティーや結婚式などの華やかな場面でも着用できるように仕立てていただきました。
今回は、艶やかなデルフィノの生地に合わせ、リアブラウンダンスフォードの裏地を合わせていただいています。
高級感あるペイズリー。織り柄の裏地ってところがすごいです。
LBD(リアブラウンダンスフォード)も最近当店でじわじわ人気です。
普通の裏地に飽きた方はぜひ仕立ててみてください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
木村駿平をSNSでフォローするならこちら
某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。