カマーバンドの使い方や歴史について
カマーバンドの使い方や歴史について
当店オリジナルの設計であるフェイズ2タキシード。
本格的なタキシードのシルエットを持ちながら、挙式後にスーツにリメイクできるという柔軟さによって、多くのお客様にご好評いただいております。
phase2tuxedo(フェイズ2タキシード)とは
phase2タキシードとは、格式高いオーダータキシードとして結婚式やパーティーに参加後、拝絹と側章を取ることで、通常のスーツとして着用できるように設計した、「俺のTailor」オリジナル仕様のフォーマルスーツです。
通常のスーツにリメイク後、着脱した拝絹と側章を保管していただくことで、再度タキシードとしてもリメイクできます。
オーダー時に一緒に購入・レンタルしていただくことの多い、小物類。
タキシードでは、タイ、カフス、そしてカマーバンドなどがあります。
このカマーバンド、普段のスーツでは使用しないので、見慣れないためからか「何ためのもの?何でつけるの?」などという質問が多かったのでこの機会にご説明させていただきます。
カマーバンドの使い方
カマーバンドは、主に夜のフォーマルシーン。
結婚式や、パーティーなどの時に着る正礼装・準礼装で、「タキシード」「ファンシータキシード」を着用するときに用います。
基本的には、タイと同様の色で、黒でまとめることが多いですが、ファンシータキシードなどの自由度が高い礼装の時は特に色味にこだわる必要はありません。
ひだがあるのですが、元来そこにはチケットなどを入れていたそう。
つまり、ひだを上にして着用するのが正しいとされています。
カマーバンドはなぜ着用されるようになったのか
カマーバンドは、当時でいうウエストコート、今でいうベストを簡略化されたものです。
諸説ありますが、植民地であったインドに派遣されたイギリス人が、暑さや気候の違いからベストの代わりにサッシュを巻いたのが始まりと言われています。(インド、イギリス、植民地と聞くとI.P.A(インディアンペールエール)を思い出すビール好きは私だけではないはず。)
ちなみに、トルコの伝統民族衣装の一つで軍服などにも使用された、サッシュとは、この写真のような勲章をつけたり、階級を表す際に着用されたものです。
映画などで見たことのある方も多いはず。
カマーバンドは必要なのか
カマーバンドは、つけなくてもいい風潮が多いです。
どちらでもいいということですね。
当店のお客様には、せっかくオーダーまでして頂いたなら。。。ということで、サービスでレンタルもさせていただいています。
もちろんオリジナル生地や、タキシードで使用した生地を使用してのオリジナルのカマーバンドの作成も可能です。
タキシード、フェイズ2タキシードのオーダー時にはぜひご確認下さいませ。