カジュアル
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
この記事は「カジュアル」カテゴリーの記事
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
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カシミヤをはじめとした所謂「獣毛繊維」は、寒さが厳しくなる冬のシーズンに安定した人気を誇ります。
それもそのはず、圧倒的な保温性と軽さ、オーダーメイドとの相性が抜群な繊維で、高級感もあり、仕立て上がりは唯一無二の存在感を感じられるため、高級素材にもかかわらず、多くの注文をいただいております。
ウール以外の繊維のことを獣毛繊維と言います。
獣毛繊維は大きく分けて「ヤギ系の毛」「ラクダ系の毛」「ウサギ系の毛」が存在します。
ヤギ系の毛の繊維は、夏ならではの素材の「モヘア」や冬の定番高級素材である「カシミヤ」などがあります。
ラクダ系の毛はコートの生地などで見られる「キャメル」や世界最高峰の高級繊維(コート1着500万とかする)とされる「ビキューナ」、そして「アルパカ」などが存在します。
ウサギ系の毛は、紳士服に使用されることは少ないですが、一部のコート生地などで使用されることがあります。主にアンゴラウサギの毛を使用します。
アルパカは、ウールと獣毛繊維のいいとこ取りの性質を持っていると言われており、光沢と強度を兼ね備えています。
コートなどよりもやや一般的なニットなどでも多く使用されるのは、強度、つまり耐久性があるため、カシミヤなどの繊細な繊維よりもカジュアルに着用できます。
高級裏地である「キュプラ」が登場するまでは、このアルパカの繊維が裏地として使用されてきた背景からも、強度、吸湿性、滑り、多くの優れた機能性が、着用する人にとってより快適なのがわかります。
今回アルパカを使用したカジュアルジャケットを納品させていただきました。
アルパカ40%、コットン32%、ポリエステル28%というクオリティ。
元々、耐久性に優れているアルパカにコットンポリエステルを配合することにより、その強度をより強いものにしております。
秋冬のカジュアルスタイルでは、より扱いやすいように、アルパカの繊維を使用した生地という選択肢もベストですね!
カシミヤのジャケットなどを検討されていた方は是非、他の獣毛繊維の機能を探ってみてください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。