コート
この記事は「コート」カテゴリーの記事
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2020/08/14
11月、12月は寒さに備えるシーズン。
オーダーメイドでは、注文後に納品まで一ヶ月以上かかりますので、慣れている方だと、8.9.10月ごろから本格的な寒さにむけて、自身のワードローブをご用意いただいております。
真冬には、圧倒的な保温性が快適なフランネル素材で仕立てたスーツなども非常に人気です。
秋冬になると、自然と暖色系の色味に惹かれますね。
お客様のオーダーでも、茶系を初め、温かみを感じる配色のスーツが人気です。
起毛素材の「フランネル」は、暖房設備が整っている日本では、冬でも5人にお一人くらいの割合のオーダーですが、より暖かい快適さを求めるお客様は、リピートしていただいています。
さて、防寒という点では、フランネルなどのスーツの生地をご検討いただくのもいいですが、温度調節が着脱で可能な「オーダーコート」も例年に引き続き人気です。
今年は多くのコートのモデルを作ったこともあり、違う形でリピートしていただくお客様も、初めてのお客様にもオーダーしていただいております。
今年からの「ステンカラーコート」「ハイマオカラーコート」は特に人気です。
機能素材である「ベンタイル 」のコート生地については、先日のブログにてご紹介させていただいておりますが、ステンカラーコートの生地として人気です。
ウールやカシミヤの素材と比べ、軽く薄い生地感が特徴。
秋冬はもちろんスプリングコートとして、やや暖かく感じる春のシーズンにも最適です。
ハイマオカラーコートは、スーツなどとの相性がよく、落ち着いた雰囲気、ややフォーマルな印象も感じるためか、ウール素材のオーダーが多くなっております。
フォックスフランネルのコート生地にてオーダー。
カノニコのカバードクロス(ウール100%)にてオーダー。
腰のベルトや、LBD(リアブラウンダンスフォード)の裏地にこだわりを感じます。
日本では2月あたりが一番冷え込む時期になってくるかと思います。
寒さの厳しいシーズンに合わせて納品ということになれば、年内のオーダーがオススメです。
コートの形の種類も豊富ですが、生地の種類も多くご用意しております。
なかなか既製品では気の利いたデザインが見つからないという方は、ぜひオーダーメイドしてみてください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。