ウエディング
この記事は「ウエディング」カテゴリーの記事
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2018/05/08
最近はますます自由度が増して来たウエディングのスタイリング。
多様化している結婚式のスタイルで今必要なのは、「厳格なルール」だけではなく、自分達らしく、そして参列者の皆様に楽しんでいただけるようなことかもしれませんね。
今回仕立てたタキシード。深みのあるグリーンの生地を使用しました。
黒、ミッドナイトブルー以外の色を使用したタキシードのことを「ファンシータキシード」と言いますが、格式の高い礼装の一つでもあります。
タキシードには、ショールカラーと言われる襟と今回仕立てたようなピークカラーと呼ばれる襟があります。
それぞれ違った表情をしますが、襟が違うことによるルールなどはなく、気分で選んでいただいて構わないものです。
今回のタキシードは、組み合わせのスタイリングができるように、単品のアイテムを揃えていただきました。
スラックスは、ツヤある黒の無地で全体を引き締めてくれます。ベストは、白と黒のギンガムチェックの生地でポップに。さらに、ジャケットも単品でオーダーしていただき、着こなしの幅を広げていただきました。
一つ一つのアイテムを単品で揃えることにより、違う印象が楽しめますね。ネクタイとジャケットを変えるだけで、全く違う衣装のようです。
スタイリングやコーディネートの難易度は少し上がりますが、より楽しいオーダーになること間違いなしです。
思い出に残る結婚式をぜひ衣装からも作って見てはどうでしょうか。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。