生地ブランド
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「生地ブランド」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「生地ブランド」カテゴリーの記事
2020/02/01
春夏に取り扱う生地を決める羅紗屋さんとの打ち合わせの時に、「これからのシーズン面白いし素晴らしい」とそのまま持って帰ってきたコレクションがあります。
英国の名門ハリソンズから「レクイエム」というコレクションです。
盛夏でも気品のある装いを求められるビジネスマンにハリソンズが贈るレクイエム。
厳選された上質なメリノウールを目付け240gというライトウエイトに織り上げた生地です。
生地は縦糸横糸に糸を組み合わせて織られるのですが、240gという軽さは使用する糸自体をとても細く、繊細なものにしなくてはいけません。
そのため、夏用に作られた軽い生地というのは、糸一本「単糸」を使用して織られることがほとんどです。
しかし、英国の名門ハリソンズの技術により、縦糸・横糸、共に双糸(二本の糸を合わせ一本にした糸)を使っているので、軽いだけでなく耐久性やしなやかさも評価されているのがこの生地の特徴です。
生地の風合いは滑らかで、平織りにはなかなか無い表情を見せてくれます。珍しいです。
春夏のシーズンに最適なブリティッシュクロスだと思います。
1着は持っておきたい、そんな仕立て上り、おすすめです。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
木村駿平をSNSでフォローするならこちら
某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。