スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「スタイリングテクニック」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2020/06/12
スーツスタイルだけでなく、カジュアルスタイルでの出勤をされる方も最近多いです。
しかし、そんな中で
ということを、よくお聞きしました。
様々なスタイリングテクニックがあると思いますが、今回は取り入れやすい「色使い」のテクニックをご紹介します。
ビジネスシーンで、スーツなどでもよく取り入れられる色を「基本カラー」とします。
となると、イメージしやすいのは「ネイビー」や「グレー」といった定番色が王道です。
最近の流行の中では、意外ですが、ブラウンやグリーンも定番になってきています。
ジャケットやパンツ、ベストなどのメインアイテムにはどちらか一つに「基本カラー」つまりネイビーやグレーなどの、ビジネスシーンにおけるご自身の定番色を入れることがポイントです。
全体のコーディネートが落ち着くだけでなく、ビジネスシーンでの着用をしっかりと考えて組み合わせることができます。
そうすることにより、例えばチェックなどの個性が出る柄が入っていても、着用シーンを選ぶことなく落ち着いた印象は外すことはないでしょう。
メインアイテムの色、基本カラーを決めたら、その基本のカラーを中心にして配色を考えてあげます。
一番簡単かつオシャレな合わせ方が「グラデーション」を考えること。
同系色でトーン(色の明るさ)を変えていくことで、コーディネートをよりまとめることができます。
例えば、ジャケットをネイビーにしたとすると、合わせるシャツは水色などの同系色のトーンの淡いもの。
パンツでは、ジャケットよりも濃いデニムなどの色を合わせるといいと思います。
トーンを変えていくだけで、オシャレなコーディネートが出来てしまいます。
基本的に、コーディネートに入れる色は三色以内にまとめるのもポイントです。
同系色以外の色でコーディネートを組む際に覚えておきたいです。
例えば、上のジャケットコーディネートは、青、茶の二色をトーンの違いで差を出してまとめています。
コートのコーディネートも、青、黄、ブラウンと三色。
差し色にマスタードイエローという明るい色を持ってきましたが、色味の種類を少なく統一感を出すことにより、バランスを保っています。
ちなみにグレー、ホワイト、黒などは無彩色といい、どんな色にも相性の良い喧嘩のしない色。
ジャケット、ベスト、パンツ、いずれかのメインアイテムで、無彩色のものを用意しておくと、コーディネートに幅がグンっと広がります。
無彩色は三色の色にカウントしなくても良い(他の色と喧嘩しないから)ので、コーディネートにはやはりとりいれやすいでしょう。
今回は、ジャケット&パンツスタイルのコーディネート。
スタイリングのテクニックについてでした。ポイントは、
ということでした。
ファッション性・自由度の高いジャケット&パンツのスタイル。
色使いや、コーディネートも楽しめるはずです。
スーツではないスタイルに挑戦したいと思っていた方は、是非参考にしてコーディネートしてみてください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。