スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「スタイリングテクニック」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2017/06/13
日焼け止めが欠かせないギラギラした日々が続き、休みの日外に出るのもためらってしまっている私です。暑い日が続くと思うと、今日のような雨の日も梅雨の影響で多くなりそうです。店舗の方は暑い日などはクーラーを効かせていますが、出張サービスもしていますので是非ご利用ください!
さて、ビジネスマンの皆様はお仕事中、暑さ、梅雨、関係なくスーツを着る機会が多いですよね。クールビズも普及し、ノーネクタイ、半袖シャツでも出勤可能な方もいらっしゃると思います。しかしお仕事によってはジャケットまで着なくてはいけない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あるビジネス雑誌の調査で、20代から50代のビジネスマン1000人を対象にした「夏のスーツに関するアンケート」を実施しところ、「一週間のスーツの平均着用日数は?」という質問に対して、78%が「週5日以上」と回答したそうです。
そんなわけで、今回のテーマは「機能性」
毎日着るスーツをできるだけ快適に、また雨などでの汚れをなるべく気にならないように着ていただきたいという思いです。
スーツにおいて快適さとは何か、、、あったら良いと思うものを自分で考えたり、街頭インタビューの結果などを参考にあげて見ました。
この機能があったらスーツとしては助かるのではないでしょうか!僕自身めちゃくちゃ暑がりなので、涼しいスーツ、気になります。
機能性を考え、真っ先に頭に浮かんだのがゼニア!ビジネスシーンに最適な生地だと前のブログでも書きましたが、改めて、、
クールエフェクトというゼニアのレーベルは、太陽光の反射率をあげることにより、涼しさを感じる生地になっています。ビジネスにおいて、濃い目の色合いは重宝しますが、熱を吸収しやすく、暑くなるのが今までのスーツでした。
しかし、クールエフェクトで仕立てることにより、夏場の着心地を改良できます。
またハイパフォーマンスというレーベルはシワになりにくく、シャリとした風合いが特徴。名前の通り、機能性が魅力で、通気性を重視した作りは梅雨の湿気の多い時期に最適ですね!
そしてこちらはイタリアのレダ。レダの品質は世界一と言われ、多くのラグジュアリーブランドもこのレダを使っています。
レダのシリーズ、アイスセンスは仕上げの工程の中で特殊な加工をすることにより仕立て上がったスーツの内部温度の上昇を防ぐ効果があります。太陽光を反射する UVカット効果もあり、まさに高性能生地です。
またREDAのATTO(アットー)というシリーズは、最高級原料を用い、超・強撚糸に紡績しています。強く糸を撚ることにより、通気性、防シワ性、ストレッチ性があります。さらに表面に撥水、撥油加工がしてあり、機能性も防汚効果も期待できます。
何年か前から化学繊維を使った製品やコンフォートスーツなどという100%ポリエステルでの素材のものなどが時代の流れ、進化に応じて登場してきました。厳しい夏の暑さなどの対策にとても良いと思います。
しかし、生地のブランドも進化し続けています。一流ブランドの開発努力はすさまじいもので、ウール100%の高品質、そしてご紹介したような高機能素材を送り出してます。
毎日着るビジネスウェアであるスーツにおいて快適さ、機能性はとても重要です。それに加えて、おしゃれさ、高品質、ここにもこだわっていただけたら!という生地のブランドの思い、努力、素晴らしいです。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。