紳士服にまつわる用語集
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2017/06/09
今回はスーツの顔とも言える襟型のディティールを掘り下げていこうかと思います。
ジャケットのラペルと呼ばれる折り返された下襟と上襟の組み合わせで、様々なデザインが表現できます。
襟型はスタイルや着る場所によって考えられてきたので、お客様の用途によってご提案させていただいています。
既製品ではあまり考えたことがないというお客様も多いですが、オーダーメイドでは重要な要素です。
もっとも一般的なよく見る襟型。ビジネスシーンでもカジュアルな場所でも着用できます。
ダブルブレストのジャケットに多く使われるデザイン。
フォーマル度の高いデザインで、ジングルブレストにつけるとよりフォーマル度が増します。
基本はこの二つを押さえておけば十分です。
ピークドラペルの変化したもの。少しマニアックですが個性的でかっこいいですね
ノッチドラペルの変化版で、ノッチ部分が少し上がるのが特徴です。ビジネスシーンでも大丈夫です。
襟型が決まりましたら、襟の幅も決められます。
これもお客様の好みで決めていただきますが、伝統的なクラシックスーツなどでは9〜10センチくらいのワイドな衿幅で作られています。
ナローラペルと呼ばれる襟は、5〜7センチと細めです。スタイリッシュなスタイルのスーツやクリエイティブなお仕事をされている方などにオススメです。
基本的にラペルの幅は、お持ちのネクタイの幅に合わせていただければ良いと思います。
また、着る場所や雰囲気によっても襟の形はお好みで作ることができます。こんな場面で、誰にどんな印象を与えたいかなど、ご相談ください。少しの調整で結構印象が違って来ますよ!!
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。