スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2017/12/11
この時期特有のオーダーなのでしょうか。スーツに合わせるベストを単品でオーダーされるお客様が多いです。スタイリング的には簡単に見えて意外と難しいこのベスト単品のオーダー。数多くのスーツやベストのスタイルを見てコーディネートを想像することが得意な、仕立て屋だからこそ考えられるものなのではないかと思いました。
今回のオーダーは、グレーのスーツに合わせるベスト。ツヤのあるスーツでしたので、ベストも同じ風合いのものをお見せしたところ、季節感のある生地が良いということでした。
そこで選ばせていただいたのが、ロロピアーナのフランネル生地。イタリアのロロピアーナやアリストンなどは、マットな表情が多いフランネルでも光沢でるような生地を作っています。
トーンは上げすぎず、シャツに合わせやすいネイビーのやや肉厚な生地。他の色との相性も良さそうなので、これからの寒い時期、ヘビーローテーションしていただきたいです!
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。