手縫いのボタンホールの話。
手縫いのボタンホールの話。
スーツのステイタスで、最高級と言われるのが「手縫い」を施したスーツ。
ミシンなどのマシンには出せない風合いは職人技とされ、高い技術を必要とします。
もちろん大量に生産できるわけではないので、高価な技術でもあります。
職人が手縫いで入れるボタンホールというものがあります。
マシンメイドのボタンホールよりも立体的で、糸が細かく縫われ、光沢感もあり素敵です。
当店のボタンホールは、糸の処理まで丁寧に行うので、マシンメイドでも十分綺麗なのです。
よりこだわりを反映したいというお客様のご要望を叶えるため、フラワーホールのボタンホールのみ、職人が手で縫う手縫いのボタンホールのサービスを行なっております。
2cmの幅の手縫いのフラワーホール
2.5cmの手縫いのボタンホール
存在感がすごくあり、とても綺麗なボタンホールです。
2cmと2.5cmの幅の違いがありますので、襟の太さや雰囲気、お好みなどで変えていただいてもいいかもしれません。
水引を中に
このボタンホール、芯となる糸を包みながら縫うことで、このような立体感が出ます。芯糸に使われているのは、水引というもの。
水引とは、ご祝儀などを包むときに使用される飾り紐のことです。
水引を使用して作るボタンホールは日本独自のものですが、本場のイタリアのテーラーでもミラネーゼという芯糸を使用してこの美しいボタンホールを作ります。
数少ない職人さんにしか手掛ける事が出来ない事から希少価値があるんですね。
【手穴】と呼ばれる手縫いのボタンホールはオプションの料金(+3000円)がかかりますが、分かる方には一発で良いスーツだと分かる仕様。
水引は人と人を結び付けるという意味合いがある縁起物。
是非、次のスーツからお試し下さい。
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