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スーツ生地の染色について

TT-3A

スーツ生地の染色について

スーツ生地の染色は大きく三つの方法があります。

  1. トップ染め
  2. 糸染め
  3. 後染め

というものがあります。

トップ染め

トップ染めとは、糸にする前の状態の繊維を染めることです。

毛を洗浄後、ほぐし、整え、染色していきます。

トップ染めの特徴は、繊維の状態で染色することで、色に深みが出て染色の堅牢度が高いです。

このトップ染めで作られた糸は、単色で用いられることはなく、複数の異なる色の糸を使用します。

このため、色に高級感と深みが出るということです。

糸染め

名前の通り、糸の状態で染色することを言います。

最もポピュラーな染色方法で、チェックやストライプによって作られる柄の多くは、この糸染めによって作られます。

特徴は、発色の良さです。

はっきりとした色を出すのに向いています。

後染め

後染めは、生地が出来上がった状態で染色するものです。トップ染めに比べ、染色堅牢度は弱いですが、必要な時に染められるという利点があります。

 

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