輝きを放つ生地『ソラーロ』
玉虫色に輝くソラーロ生地
スーツ生地の中に通称【光りもの】と呼ばれ、玉虫の様に光沢を放つ生地がある事を皆さんは知っていましたでしょうか。
ソラーロやサン・クロス、サン・プルーフ等と言って春夏のイタリアファッションでも根強い人気があるこの生地、縦糸と横糸に違った色糸で織られる事で虹色の様に輝く生地になっています。
【全て今シーズン入荷したトラバルド・トーニャのウールソラーロ】
本来、緯度が高く日差しの強いヨーローッパで日焼けしない服地として開発された経緯を持ちますが、その輝きに注目が行くのも納得の服地ですね。
今でも年に数回はご注文頂きますが、一世を風靡した【※コンテンポラリー・スーツ】によく使われていたのもこちらの生地ですね。ソラーロの放つ輝きがステージ衣裳として重宝されたのは、面白いエピソードではないでしょうか。
※通称、コンポラスーツについて触れている記事はこちら↓
https://oreno-tailor.com/音楽とスーツのスタイル/
スーツとしてももちろんオススメですが、ジャケットとして持っておくのも日々のワードローブに華を添える一着としてオススメです。