スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「スタイリングテクニック」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「スタイリングテクニック」カテゴリーの記事
2018/10/02
スーツの襟には大きく分けて二種類。
ノッチドラペルとピークドラペルというものがあります。
ノッチドラペルのえり先を少しあげた襟の形をセミノッチ、ピークドラペルのえり先を少し開いたものがセミピークと言ったように、スーツの歴史の中で、職人の技術を表すような仕立てが増えて派生した襟型というものものがあります。
ピークドラペルというものは、ダブルブレストのジャケットの形に標準で付いているような襟型なのですが、シングルのスーツにピークドラペルをつける仕立ても存在します。
今回仕立てて頂いたスーツもそのような仕立てです。
シングルピークのスーツなどと言ったりしますが、このような華やかなシルエットに仕立て上がります。
パーティーシーンやフォーマルな場面で使われるシングルピークの形ですが、ファッションブランドのトムフォードなどがシングルピークのビジネススーツを打ち出し、今もなおトレンド化しております。
今回使用して頂いている生地はイタリア、ロロピアーナのもの。
今期フェアを開催しているのもありますが、大人気の生地になっております。
https://oreno-tailor.com/lolo2018aw/
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
木村駿平をSNSでフォローするならこちら
某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。