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夏の定番カジュアル生地【シアサッカー】

 

夏の定番カジュアル生地【シアサッカー】

夏のジャケット生地などに使われるシアサッカーについて。

シアサッカーが生まれた歴史と、その優れた機能性について解説いたします。

最新の入荷生地も紹介しておりますので、シアサッカーの素材を使用してのオーダーをご検討の方は是非ご覧ください!

シアサッカーとは

シアサッカーは夏の生地の一種で、18世紀初頭イギリスの植民地であったインドで、イギリス人のために作られたのが始まりです。

語源は、ペルシャ語で「ミルクと砂糖」を意味する「シーロシャカー」と言われています。

シアサッカーが登場した初期はシルクで作られたり、インドで多く採取される亜麻布を使用されたりしておりました。

しかし大量生産を考え、コットン100%で織られはじめたという背景から、今でもコットン100%のシアサッカーを多く見ます。

シアサッカーの特徴と日本での使われ方

シアサッカーの最大の特徴は、糸を縮めて織ることによる「しぼ」

日本でも「しじら織り」などと呼ばれ、浴衣などの生地として使用されます。

しぼがあることで「肌に触れる生地の面積が少ない」という特徴があり、通気性がよく清涼感もあります。

このようなシアサッカー特有の機能性により涼しさを体感できますので、夏の暑い時期でも快適に過ごせるような生地です。

ちなみに縦糸を特殊な装置によって引っ張り、縮ませながら織られたことによる「しぼ」になっておりますので、このしぼが無くなることはありません。

古来から親しまれ、日本でも浴衣などにも採用される生地となっており、ジメジメとした暑さが特徴の日本の夏に最適な生地なのではないでしょうか。

夏の雰囲気にあう裏地なども多く揃えております。

これから仕立てるカジュアルジャケット、シアサッカーオススメです。

 

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