生地ブランド
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2020/09/30
イタリアがビエラなら、イギリスはハダースフィールド、どちらも生地の生産がとても盛んな地区です。
ハダースフィールドは、良質な水が安定的に供給できるコルネ川とホルム川の合流地点近くにあり、古くから毛織物の産地として栄えてきました。
今回はそんなハダースフィールドにて生産されている「サヴィルクリフォード」のご紹介です。
イギリス生地らしい伝統的な雰囲気もありながら、なかなか見ないような目を引くデザインが素晴らしいサヴィルクリフォード。
伝統と革新的なデザインのファブリックは今シーズンも大注目です。
その歴史は、1899年に遡り、ミスター・ジョン サヴィルとミスター・ウィリアム クリフォードがパートナーを組みビジネス展開を始め始め、英国特有の伝統と品質を守りながらも独創性のある生地を生み出し、価値あるものを追求し続けています。
サヴィルクリフォードならではの特徴を現代にも生かし、ファッションに関心のある若者層や、洗練されたプレタポルテを求める世代に向け、新しいファッションを発信しています。
現在、高級生地商社で知られるスキャバルの傘下にあります。
生地産地であるハダースフィールドにて、最新の織機と優秀なテキスタイルデザイナーを採用し、イギリスの伝統的なテイストを残しつつ、現代的なビジュアルの美しい生地を作っています。
以下、最新コレクションの生地です。
2020秋冬
イギリスらしいハリと美しさ
イギリスらしい伝統的な柄、色合いを中心に、アダルティな色気、ツヤも感じさせます。英国生地ならではのハリ、コシ、重厚感のある見た目でありながら、光沢感も柔らかさもあるとても使いやすいスーツに仕立て上ります。
普段の印象を変えたいという方は、スーツ生地のデザインにて調節するのもいいですね。
スーツスタイリングが楽しくなること間違い無いです。
知る人ぞ知る「サヴィルクリフォード」英国生地らしい質感だけでなく、色味でも楽しんで見てください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。