生地ブランド
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2019/08/29
REDA(レダ)は1865年、イタリアミラノ北部に位置するビエラ地区のヴァレモツソにカルロ・レダがウール工場を設立したのが始まりです。
当時産業革命を受け、ビエラ地区はウール産業の一大生産地に発展する途上にありました。
1998年に世界初となるコンパクトな紡績工程を導入し、約2万平米の工場をその発祥地であるヴァレモツソに建設しました。
現在の生産は年間650万メートル。
従業員は400名。
その製品の7割以上を海外へ輸出しています。
ウールの糸は、ニュージーランドの牧場を始めとする広大な3万ヘクタールの土地で育った最高級メリノ品種の羊毛を使用しています。
その原毛の仕入れの全てはオーストラリアのシドニーにある原毛の買い付けをする会社を通じて行われます。
その買い付け会社はREDAが経営、つまり、原毛販売業者の手を経ることなく、原料を自分たちが直接チェックし、購入することで品質と価格の安定を可能にしています。
「どこで・どのように」育った羊毛が使用されているか、REDAの生地の原料は品質保証の大きな要素となる流通経路を備えています。
この一つ一つのこだわりが、REDAの軽く柔らかい、そして弾力性、耐久性までも富んだ最高級の生地につながっています。
REDA社の基準品質であるスーパー110の原料を用いています。
シルキーエフェクトとは、織物の仕上げの段階において特別な機械と技術を用いて、シルクのような手触りとツヤを表現したものです。
その機械の名前(ドルフィン)から「ドルフィンフィニッシュ」と呼ばれることもある仕上げは、イルカの濡れた肌の艶やかさと滑らかさをイメージしたと言われています。
この工程を経ることで本来、高品質なウールが持っているツヤと滑らかな風合いをさらに際立たせることに成功しています。
色により、そのツヤの出方がそれぞれ違うのも、レダのファンにとっては楽しみの一つです。
以下最新コレクションです。
2019AW
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。