シューズ
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「シューズ」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2017/12/21
イギリスの古い言い伝えに「No brown in town」というものがあるのをご存知でしょうか。
「街ではスーツに茶色の靴は合わせない」
ロンドンの金融街を支配した、所謂「ジェントルマン階級」となる特権階級が作り出した掟のような言葉です。
これは、今のロンドンでは普通に茶色の靴を履いているビジネスマンが見られることからもわかるように、今では少し古い考え方なのかもしれません。
しかし、掟を作ってまで身だしなみに気を使うのは、オフタイムでは「ジャージ&サンダル」で外出してしまうこともある私にとって、見習いたいものです。
さて、当店の靴のオーダーも定着し、リピートしてくださる方や、同じ型を色違いでオーダーしてくださるお客様もいらっしゃいます。革靴の色で悩むのが、
というもの。ブラックはよりドレッシーでいてフォーマル。
ブラウンの方はややカジュアルな印象があるように思えます。
ブラウンの靴で一般的によく言われるのが、ブラックスーツにブラウンの靴を合わせない方がいいとうことです。
参考になるのが、こちらの画像。
ブラウンの靴はコーディネートの色にメリハリをつけ、明るさで印象を変える時に、茶色の革靴が活躍します。
足元のスーツと靴のコントラスト(明暗)をつけるというコーディネートのテクニックです。
つまり、明るい茶色の革靴の場合、暗めのスーツを。暗い茶色の革靴の場合、明るいスーツを合わせるといいです。
茶色の靴は、グレーやブルー、特にネイビーのスーツとの相性がいいので、コーディネートを考える時に覚えておくといいかもしれません。
ブラックの靴は、ブラウンの靴に比べ、ファッション的な要素において劣るかもしれませんが、そのぶんドレッシーであり格式の高い装いを追求できます。
フォーマルな場面ではぜひ黒の革靴を履いていくのがいいでしょう。
ブラックorブラウンというと、私の好きなビールに共通します。
ブラックのビール、「黒ビール」はみなさまご存知だと思いますが、ブラウンビールというのも存在します。
いつも飲むのに迷っていたのが、黒ビール「ギネス」か個人的に好きだった「ブラウンビール」ということでした。
特に好きなブラウンビールは「モアネットブラウン」というもの。
写真は330mlですが大瓶750mlのものがとてつもなく好きで毎日のように飲んでいました(当時日本で一番モアネットブラウンを飲んでいたんじゃないかな、、)。
アルコール度数8.5%。香ばしいモルトのローストの香りから入り、あずきのような優しい甘みを感じた後に、しっかりとしたホップの苦味。
この寒い時期に飲むのには最高に心地よいです。
どこかで見つけたら、オススメですのでぜひ飲んで見てください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。