生地ブランド
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「生地ブランド」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2017/10/09
MOONは、第6代女王ビクトリア女王が英国の王位に継承された1837年にABRAHAM MOON氏によって設立されました。
地元ヨークシャーの手織り業者に糸を供給し織物の製造を開始。当時は家庭で糸を紡いでおる小さな手工業で生産されていた英国のツイード(ホームスパン)を買い取り、仕上げて販売するというスタイルでした。
現在の工場は1868年に建築され、近くには鉄道駅、綺麗な水の供給源もあり、徐々に市場を拡大していきました。最初に建てられたビルは火災で焼失し、現存する一階建ての工場に建て替えられ現在に至ります。
MOON社の生地作りは、染色・紡績・仕上げまでの工程が一つの敷地内で一貫して行われている特別なものです。工場生産でありながら、ツイードが家庭でおられるホームスパンだった頃を蘇らせるような、伝統的なツイードは世界中の人から愛されています。
生地生産を一貫して行うことにより、品質の安定性や納期管理等を自社内でしっかりコントロールしています。この一貫して行う生地作りの工程は、英国国内では唯一で、世界的に見てもわずかなものになっています。
染色の方法も魅力的で、500以上の濃淡や色合いを表現できるというMOON社の染色はツイードならではの味のある生地の風合いを生み出します。染色のレシピは保管され、代々受け継がれる伝統的なものになっています。
また品質の向上と能率の改善のため、常に最新の科学的な生産技術に最大限の投資を積極的に行なっています。
色合い豊かな伝統製法のMOONで作るツイードジャケットは¥46500円〜オーダーしていただけます。この季節きやすいジャケットが作れますのでおすすめです。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
木村駿平をSNSでフォローするならこちら
某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。