紳士服にまつわる用語集
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2021/04/04
イタリアの南部に位置するナポリの職人が好んで仕立てるとされる【マニカカミーチャ】という袖付けの仕様を皆様はご存知でしょうか?
一般的な袖付けの方法とは違い、肩パットやタレわたも排除してシャツの様に袖を付ける事で肩の可動域を広げ、ラクな着心地を生み出す仕様となっています。
なんといっても、そのイセ込んだ生地が肩先から落ちる姿が【雨降らし】なんて呼ばれますが、知らない人からするとそれはかなり特徴的な作りに映るのではないでしょうか?
以下、マニカカミーチャで仕立てたスーツやジャケットをご覧ください。
いかがでしょうか?
前述した〈雨降らし〉の具合は生地によっても左右されますが、特にイタリア系のスーツなどの艶っぽく柔らかい生地を使用するといせ込みの量も多くなり、よりその見た目の特徴も出やすくなるのではないでしょうか?
構築的なショルダーラインを持つイギリスの仕立てに対して、イタリア(特にナポリ)の仕立ては”丸い”とも表現されますが、比較的イタリア人と似ている体型の方が多いと言われる日本人には、フィットする方も多いのではないかと思います。
この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
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大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。