スーツ
ビジネスウェアを必要とする多くのビジネスマンや経営者、起業家、ビジネスに成果を求める人。
あなたのキャラクター、体型を最大限に活かした飽きのこない実用的な服「リアルクローズ」を、俺のTailorは提案いたします。
この記事は「スーツ」カテゴリーの記事
ビジネスウェアを必要とする多くのビジネスマンや経営者、起業家、ビジネスに成果を求める人。
あなたのキャラクター、体型を最大限に活かした飽きのこない実用的な服「リアルクローズ」を、俺のTailorは提案いたします。
この記事は「スーツ」カテゴリーの記事
日本人のものづくりの技術は様々な分野で世界一と言われていますよね?唐突ですが、私は紳士服の縫製においても同じ事が言えると思っています。
こんな事を書いていると地中海から重ーいハサミが勢いよく飛んできそうですが(笑)、誤解のない様に言い直しますと日本の”縫製工場”の技術は世界一だと思います。
職人さんが全ての設計に関わるハンドメイドはもちろん至極の世界だというのはわかりますが、これはある意味特殊な仕様や拘りがあってしかりであって、価格も相当なモノになります。
つまるところ【コスパ】という部分で私達が届けるスーツは世界一だと思っています。(これだけのパターンや特殊な縫製、手仕事をやってこの価格。。。という面ですね。)
先日、縫製工場に打ち合わせに行った時”芯据え”の工程を見ていて思いました。これは間違いなく世界一だな、、と。
芯据えしかり、イセ込みしかり、穴かがりやプレスにしてもそれ専門の人がする仕事はやはり無駄がなく綺麗です。
もちろん良い職人さんは世界中にいると思いますが、やはり、効率や機械に対しての見識、専門分野に特化した職人さん達のプロフェッショナルさには敵いません。
先日冗談みたいで本当のお話しなんですが、初めて知り合った方にテーラーだと自己紹介をすると東南アジアの国で仕立てたというスーツを見せられ
『これ3万円で作ったんだけど、旅行に行っている間の2日間で出来たよ?』
『日本で作ったら1ヶ月もかかるでしょ?』『日本で作る気にならないよね。。』
今思えば私は試されたのかもしれませんが(笑)、その堂々とした感じに圧倒されてしまいその時には言葉を返せませんでした。(お前が良いモノを知らないからだろとは口が裂けても言えませんよね。)
当店の縫製工場では品質管理に拘った結果、生地の湿気を取る為に湿度管理室で2日間生地を寝かせるところからスタートしています。
当たり前ですが、それとは目指しているところが違います。
当たり前の様で知らない方も多いのですが、洋服において目指しているところはまず【立体的な作り】なんです。
人間の肩や胸、お尻、こういうところにはカーブがありますよね?
平面で出来た生地をプレスや縫製技術で丸く仕上げていくのです。
私達フィッターとこの技術を共にする事で初めてしっかりと肩に沿うスーツに仕上がるというわけなんですね。
改めて当店もこの日本の技術を残す為にも頑張っていかないと、と思った出来事でした。
自分にとって最高のモノに腕を通すという喜びを多くの皆様にお届けできればと思っております。
この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
倉持悠也をSNSでフォローするならこちら
大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。