生地ブランド
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「生地ブランド」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「生地ブランド」カテゴリーの記事
2020/02/07
260gmsのスーパー100ウーステッド、ハイツイストの軽量盛夏用スーツ地です。
原毛は「南アルゼンチンのパタゴニア地方で育てられたメリノ羊」のもので、その気候の特性から、湿度の調節機能が高く強靭で、ハイツイストに適した羊毛です。
つまり、夏のスーツ素材としてとても優れています。
ハイツイストの利点は「肌触りの滑らかさとシワになり難い」こと。
しかしシワになり難い点を重視し過ぎると「厚手で重い服地」になってしまいます。
かといって軽量に織り上げ過ぎると「耐久性が悪く」なってしまいます。
そこで縦糸は「柔らかさ」を、横糸は「耐久性」を重視した、別々の撚りをかけ、肌触りの良さと通気性が良く、シワになり難く、耐久性が劣らない服地に織り上げてあります。
「ケープホーン」とは南米チリの最南端の岬で、かつては穀物や金、羊等の貿易品を運ぶ海運ルートの重要な拠点でした。
原毛の原産地と歴史に敬意を込めてこの名前を用いております。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
木村駿平をSNSでフォローするならこちら
某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。