スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2018/03/08
スーツの定番かつ伝統的な柄であるグレンチェック。
青やピンクのオーバーチェックが入っているグレンチェックは、ビジネススーツでも人気の柄の一つです。
しかし、お客様にご提案するも、「ちょっと明るくて派手ではないか?」という声も少なくありません。
確かに生地の見本で見ると色味が多く見えるので、特にオーバーチェックの色味が少し明るい生地は派手な印象があるかもしれません。
しかし、以前の記事で、グレースーツの表情というものをご説明した時、色味のない、無彩色という色なのでどんな色味にも相性が良いということをご説明しました。
https://oreno-tailor.com/グレースーツの着こなし方がわからない/
この記事からもわかるように、グレーがベースの色にいれば、オーバーチェックなどの色味は派手な印象はないことがわかります。
もちろん、ベースのグレーの明るさは生地によって多くの種類がありますので、明るい・暗いでも印象は全く違うと思います。
今回は実際に着ていただいて、ライトグレーのグレンチェック、オーバチェックにブルーが入ったスーツをご紹介します。
いかがでしょうか。暖かくなるこれからの時期を考えても、爽やかに着こなせるようなスーツに仕立て上がったと思います。
使用したのはナポリ、アリストン。
高級感のある艶が素晴らしいです。
次のスーツはどのようなものにしようかお迷いの方は、グレンチェックというのもいいですね!
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。