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スーツ, 生地ブランド

フォックスブラザーズのものつくりに魅せられる

フォックスブラザーズのものつくりに魅せられる

今年の春夏シーズン、非常に多くのオーダーを頂いている「フォックスブラーザーズ」

今期から新たにコレクションに加わった「フォックスエア」と「ゴールデンフォックス」がスーツ好きの皆様にご好評いただいております。

この2コレクションは、平織りの春夏用のクオリティ。

高温多湿の環境に特化したその機能性は、日本のユーザーにぴったりで、特に日本での売れ行きが好調だそうです。

最近納品されたフォックスブラザーズ、フォックスエアとゴールデンフォックスのスーツです。

フォックスフランネル

フォックスブラザーズというと、勝手に秋冬に注目されるブランドとばかりイメージしておりました。

フランネルというとネルシャツの素材というとイメージがしやすいでしょうか?

起毛感のある生地が暖かく、冬のスーツ生地として人気です。

「英国フランネルの代名詞」と言われるようになったフォックスブラザーズは、1772年に創業されました。

高いクオリティと量産体制が確立されると、王立陸軍に生地を納入するまでになり、1950年ごろまで、今では当たり前の生地の名前になっている「フランネル」の商標を持っておりました。

フォックスブラザーズのフランネルは、ウインザー公、チャーチルなどのイギリスの歴史上偉大な人たちから愛されておりました。

ローリングストーンズのチャーリーワッツ(左上)、ハリウッドの名俳優ケーリーグラント(右上)、ハリーポッターシリーズでボルデモートをも演じたレイフファインズは007の傑作「スカイフォール」内(下)でも、フォックスの生地を使用したスーツを着用されています。

フォックスブラザーズのものつくり

フォックスブラザーズの生地が持つ、フランネルやそれぞれのコレクションなどでも見られる素晴らしい機能性は、その確かなものつくりから生まれております。

しかしフォックスブラザーズが評価されているのは、その機能性や品質だけではありません。

英国では少ない歴史の長い「ミル」(仕入れ、紡績、染色、仕上げまで行う生地を織る製造会社のこと)であるフォックスブラザーズは、二世紀に渡る自社の莫大なアーカイブテキスタイルデザインを持っています。

1988年には、イギリスの歴史的写本を評価する王立委員会から「私たちが今まで調べた中で最も優れたビジネスにおける記録の一つ」と説明されている程です。

このアーカイブには、考えられるあらゆる色、柄、織り方、質感が記録されています。

その生地のデザインが、熟練された職人たちに出会うことで、世界中の目の肥えたエクゼクティブから愛されるフォックスブラザーズの生地が生まれます。

フォックスブラザーズのものつくりに魅せられる

フォックスブラザーズのコレクションは、多種多様で春夏快適な200gほどの軽い生地から、クラシックな400gを超えるような真冬用の生地まで勢ぞろいです。

フォーマルシーンでも扱えるブラックの生地から、鮮やかなブルー。

伝統的なサージやホップサックのジャケット生地から、スーツ用の超軽量素材まで。

シーンに合わせた選び方ができるのも魅力的です。

写真にあるような、物欲をくすぐられるような生地のスワッチはフォックスオリジナルのもの。

当店でもフォックスブラザーズのコレクションがご覧頂け、秋冬シーズンには新しいコレクションも入荷します。

オシャレが大好きという方も、良いスーツをという方も、フォックスブラザーズ、おすすめです。

イギリス発の伝統を、肌で感じてみてはいかがでしょうか?

 

フォックスブラザーズについてご質問のある方はLINE@にて相談を受け付けています。ご予約もこちらから!!

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