仕立て屋の提案
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「仕立て屋の提案」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「仕立て屋の提案」カテゴリーの記事
2019/01/20
先日当店をリピートしてご利用していただいているお客様にご来店していただいた時の話。
以前作っていただいた、段返り三つボタンのスーツを着てご来店いただきました。
段返り三つボタンのジャケットとは、ジャケットの三つのボタンのうち真ん中の一つのみをかけて着用するというもの。
一番上のボタンは、ボタンホールの真ん中で織られて襟につながっています。
ということで見せていただくと、ボタンホールの端で折り返っています。
実際私のスーツも初めて利用したクリーニング屋さんで、ボタンホールの端でプレスされていました。
ここで折られると段返りではなくなってしまいますね。
正しくはボタンホールの真ん中あたりでプレスしていただきたいです。
三つボタンで上のボタンを二つかけるタイプのスーツもありますので、段返りとわからないと確かにアイロンはどこをかけたら良いかわからないかもしれません。
クリーニング屋さんに問い合わせたところ、「段返りスーツ」だと指定すればそのようにプレスアイロンしてくれるとのこと。
ご自身で段返りのスーツをお持ちの方は、ぜひ注意してクリーニングに出してみてください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
木村駿平をSNSでフォローするならこちら
某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。