スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2018/04/14
はてなマークから始まる今回の記事。
早速ですが、トップに貼った糸、これはスーツの生地を構成している糸を一本取ったものです。この糸を取り出した生地はというと、、、
こんな色の生地。生地になると糸一本から想像するよりは落ち着いて見えるように思えます。
縦糸に、黒に近いようなトーンが暗めの糸を使用し、横糸にトップ画像の明るいグリーンの糸を使用しているので、無地の生地でも、深みのある色が出ます。
糸の段階から染める「トップ染め」によるもの。イタリアのブランドは、トップぞめによる色使いがとても上手ですね。
さて、先日のオーダー。
予約のご連絡時にお客様より、生地の色のリクエストを頂戴しました。
その色というのが、「ネイビー×グリーン」というお色。
特に既製品には出回らなそうなこの色ですが、前シーズンより人気の高い色。
オーダーメイド専用の生地ならではの色は、やはりこだわりのあるお客様には人気です。
ということで、そのリクエストに応えるため、ピックアップしている風景がこちら。
当店のオーダースーツ生地でトレンドになりつつあるこのような中間色。
ブランドによって少しずつ表情や生地の色味が違うのもまた面白いところ。迷ってしまいます。
事前にご連絡いただければ、難しい色も手に入ります。
こんな衣装を、こんなスーツを、リクエストがあればぜひご連絡ください。
派手なスーツの時は、私木村が大好物なので、ぜひご指名を!!(指名などないのですが、、、笑)
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。