ウエディング
この記事は「ウエディング」カテゴリーの記事
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2020/07/07
ウエディング衣装のオーダーが続くと、お二人の笑顔から溢れる幸せな風を受け、私も温かく幸せな気持ちになります。
週末の多くは、ウエディングのお客様のご来店が多いのですが、そのオーダーの中で、最近特に多いのが「カジュアルウエディング」での着用衣装。
自由度が高い反面、コーディネートの難易度も高まり、多くの素材や、色、柄が選べ、スリーピーススーツのように揃えた組み合わせもありません。
フォーマルシーンで考えるべき、重要な要素は、「時間」と「場所」なのですが、そのようなルールのようなものありません。
今回は色味豊かなカジュアルタキシードはどうオーダーすれば良いのか、ご検討されている方は、参考にしてください。
麻を使用したジャケットの生地は、麻特有の光沢を持ち、華やかなウエディングの場にふさわしく、硬くなりすぎないカジュアルな印象も持ちます。
素材を使い分け、場面にあったジャケットスタイルを表現できます。
このようなシルキーな麻のジャケットによく合わせるのが、カジュアルな雰囲気の強いデニムの素材。
デニムのパンツもノンウォッシュながら色のトーンを上げることにより、爽やかでスタイリッシュな色合いを選択しました。
そして、パリッとしたデニムの風合いに柔らかさを加えるのはベストは表情のある織り柄を。
このお客様はハニカムの織り柄の生地を選んでいただいてます。
何と言っても特徴的なのが、このハイビスカス柄のベスト。
フォーマルコレクションの生地なので、光沢感もあり、シルバー系なのが、挙式に最適。
海辺を想像できるようなコーディネートには、革靴だけでなく、スリッポンなどのスニーカを合わせてみてもいいかもしれません。
グレーベースのカラーバリエーションもあります!
カジュアルタキシードといえど、ジャケット、ベスト、スラックス、全て違う生地でコーディネートしなくても大丈夫です。
通常ではスリーピースとしてオーダーしないような、リネンやデニムといったカジュアルな生地で作るスリーピースも華やかでより個性を演出できる新郎衣装となります。
ノンウォッシュのデニム生地を使ったカジュアルタキシードの衣装です。
ベストのシルエットや、細部までかなりこだわった一品。
お作りしたいものが明確に説明していただければ、ここまでのオリジナルもできます。
デニムならではのシンチパックもつけました。
こちらは、フォーマルなライトグレーを麻素材にて持ってくることで、面白い組み合わせになっています。
着込むごとにトロトロな風合いになるイギリスの麻は、唯一無二の雰囲気を持ちますね。
このように、生地の組み合わせは無限大です。
レンタルや既製品に内容な組み合わせも、柄も様々。
よりこだわるならオーダーメイドがオススメです。
フォーマル、カジュアル、どちらのコーディネートもお任せくださいませ。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。