カジュアル
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
この記事は「カジュアル」カテゴリーの記事
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
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2018/05/11
今期、デルフィノのジャケット生地の中で、珍しい素材を使用した生地を発見しました。
おそらく初めて聞いた方の方が多いのではないでしょうか。
その昔、北イタリアで生産された麻の素材の一つです。
カナパは、耐久性・吸水力に優れ、虫もつきにくいことから、2000年以上も前から使用されていた、歴史ある素材です。
現在は虫が付くということは少なかれど、通常の麻よりも強く吸水して衣服内を快適にしてくれるなどと、夏の高級素材として人気です。
カナパを使用する有名なブランドのアイテムとして、プラダのトートバッグなどが有名かもしれませんね。
今回オーダーしていただいたのは、イタリア、デルフィノのカナパ生地。
ざっくりとした織りで通気性が良さそうな見た目と実際に涼しさのある機能性、触ってみてわかるカナパのしっかりとした風合いは、着るたび馴染むような、愛着のわくジャケットを作り上げています。
先染め(織り上げる前の糸の段階で染める染め方)による糸使いによって、生地の表面に白糸の表情が見え、無地の色合いに深みを増しています。
コットンのパンツと揃えてオーダーしていただきました。
カジュアルスタイルがもっと面白くなるような素材。まだ麻の着心地を体験していない方も、カナパで仕立てるジャケット。おすすめです。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。