カジュアル
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
この記事は「カジュアル」カテゴリーの記事
トレンドに左右されることなく、より個性を引き出すためのジャケット&パンツのスタイル。
ビジネスシーン、オフタイムのコーディネートの幅をより豊かにし、一味違う「オーダーメイド」ならではのサイジングと存在感を演出。
季節ごとに変化する素材を楽しめる、世界各国からセレクトしたファブリックを中心に、 ベーシックでクラシカルな色や柄からクリエイティブで独自性のある生地まで、豊かなコレクションを揃えます。
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2020/03/30
先日書店でなんとなくビジネス書コーナーを見ていたら、仕立て屋としてなんとも気になるタイトルの本が、、、
情緒を感じる帯も気になる!!笑、、
という事で中もさほど確認せずに購入したところ、、これがなんとも面白い内容。
著者の内澤さんという女性が周りにいるお世辞にもかっこいいとは言えない男性達にスーツを着せて変身させていく、というストーリーなんですが、
まったくタイプの違う男性達にそれぞれの要望や本人の好きなテイストを探りつつ、女性目線、あるいは男性ショップスタッフの目線であーでもない、こーでもないと男達を改造していくという、まさにテーラー冥利に尽きる様な内容。女性目線で男性ファッションをぶった切る様な視点もありで食い入る様に見てしまいました。
ネクタイの結び方からスラックスのクッション、さらにはスーツスタイルにまで話しが進み、本格的な内容になっているのでこれからスーツの着こなしの勉強がしたい、という方や女性が男性をどの様にみているか?というのが気になる方は是非読んでみると良いと思います。
ビジネスシーンでのスーツ離れが進む昨今ですが、女性から見るとスーツの男達はこんなにも格好良く見えるんだと改めて教えてくれている気がします。
ということで、スーツの着こなしの解説は他でも散々やっていると思うので、今回はもっと踏み込んで、ビジネスシーンでのジャケットスタイルについて写真で解説してみようと思います。
ちなみにジャケットスタイルは上下共地のスーツとは違って、上下違う生地のアイテムを合わせ、さらに季節に合わせて装うのでスーツより着こなしの難易度が上がります。
ただ、これが出来るとめちゃめちゃビジネスシーンでの着こなしに幅が出て、季節感のあるワンランク上の装いが出来るんですね。
コーディネイトのポイントを3つに押さえて簡単に解説するので是非参考にしてみてください。
色味は全体で3色までに基本的には抑えます。今回の装いでいうと淡いグリーン、茶系、紺系(ブルー含む)の3色です。
ポイントはジャケットのオーバーペンにある色を拾ってネクタイとチーフをブルー系にしているところ。ジャケットで2、3色ある場合は基本的にはそれに合わせて色を考えればオッケーなので意外に簡単です。
ウールスラックスというのは簡単に言うと、スーツのパンツの事。
ジャケットを思いっきりおしゃれにしてもパンツにスーツのテイストを持ってくる事でビジネス感をしっかりと出せます。
今回のジャケットにはデニムやコットンパンツなどももちろん合うのですが、それだとおしゃれ過ぎます。この合わせをする時はもっとカジュアルなシーンでノータイがいいと思います。
あくまでビジネスシーンではウールスラックス。
春夏なら平織りや強撚糸系の通気性の良い物。秋冬ならサキソニーやフランネルと相場は決まっているので、紺やグレー、黒あたりを季節毎に3本づつくらい揃えればずーと使えると思います。流行りとかではないのもビジネスウエアとしてポイントです。
その際スラックスの裾は基本はダブル、私はコーディネイトも楽なベルトレスタイプで揃えております。
必ずしも黒のダブルモンクで無ければ行けないというわけではないのですが、初心者は黒のダブルモンクをもっておけば、大体合わせれるのでまずはおすすめです。
紐靴よりもカジュアル、茶よりも着こなしが簡単で、ビジネスシーンにはぴったりだと思います。
以上、ビジネスシーンの着こなしは意外と簡単ですよ、というお話しでした。
参考になったという方はまずはこれからの時期に必要なスラックスから揃えてみてはいかがでしょうか?
男性を変身させたい、という女性も是非ご一緒にご来店をお待ちしております。
この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
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大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。