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スーツ, 仕立て屋の提案

アルモの「ボイル」のシャツ生地に魅せられる

アルモの「ボイル」のシャツ生地に魅せられる

アルモは1918年に創業された、スイスのシャツブランドです。

シャツの材料とされる綿に特化した専門技術を開発し、スイスの工芸品の生存に大きく貢献する企業として世界中から信頼を得ています。

シャツを織る際の機械のセッティングは企業秘密で、アルモの滑らかかつハリのある生地を仕立て、最後にはスイスの雄大な自然の恵みによるアルプスの澄んだ山の湧き水を使用し仕上げられています。

ボイルとは?

シャツの生地の種類に「ボイル」という種類があります。

身近なもので同じような素材というと、治療などで使用される「ガーゼ」が近いかもしれません。

糸にひねりを加え、ハリを持たした細い糸を「ボイル糸」と言い、その糸を使用したシャツ生地のことをボイルと言います。

しゃりしゃりとした肌触りと、通気性が特徴で、夏用のシャツ生地とされています。

そんなボイルについて、お取引させていただいてるシャツ生地卸の方に伺うと、、、

  • 空調などの整備のおかげで、季節ものの必要性が少なくなってきたが、本当に惚れ込んだ良いものは意地でも残したいという生地屋の維持で仕入れ続けている。ニーズがなくなれば消えていく運命だが、本当に消えるまえに試していただきたい。
  • シャツブランドで一番いいものはと聞かれると困るが、一番いいボイルはというと、アルモ
  • 透けやすいという理由で、敬遠されがちだが、アルモのボイルは白以外はほとんど透けない。そして風合いがピカイチ。

とのことです。

アルモ ボイル生地

そんなアルモのボイル生地です。

ビジネスシーンで着用しやすいようなデザインが多いです。

シャツ生地のスペシャリストが言うくらいだから、透けるのがきになる方は、白無地はやめておいた方がいいかもしれません、、、笑

逆に、夏場でも「ジャケットは人前で脱がない」と言うジェントルマンの方には、アルモの白無地ボイルは、必須アイテムなのではないでしょうか?

 

やはり在庫があるものなので、きになる方は夏のうちに。

まずはお問い合わせくださいませ。

 

アルモのボイル生地でのオーダーについてご質問のある方はLINE@でも相談を受け付けています。ご予約もこちらから!!

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