仕立て屋の提案
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2020/12/19
『足を組んだ時に見える男性のスネ毛はエレガントじゃない。』
スーツ好きの方ならどこかで似たようなフレーズに触れた事があるのではないでしょうか。
スーツの足元から見える素肌は【紳士の恥】とまで言わんばかりの迫力で攻め立てる記事を私もよく散見します。
では、一般的に売られている長さのソックスを履いてはいけないのでしょうか。
けっして、そんな事はありません。
ただ、素足やくるぶしソックスを履くのもどんな時でも大丈夫!なんて言うつもりはもちろんなく、どんな時、どんな人なら履いて良いよ、という事を今日は解説したいと思います。
あとはロングホーズもやっぱり良いよ!という事も。
まず、考えたいのがエレガントさを求められる場面とはどんな場面でしょうか。
例えるならヨーロッパの貴族階級が行くナイトパーティーなどを想像したらわかりやすいと思います。
そういう時にシガータイムに足を組んでいる男性のタキシードの裾から、スネ毛がのぞく。
これはどうでしょう?
こんな場面なら「あら、あの人下品ね!」と聞こえてきそうですよね。(笑)
逆に日本の夏、照り返す日差しとサウナの様な湿度の中で外回りに出るビジネスマンが我慢をしてストッキングの様な靴下を履く。
これはどうでしょうか?
「季節感なくてあの人ちょっとおかしい、、、」
そんな声が聞こえてきそうじゃないですか?
要はそういう事です。(伝わってなかったらすみません。笑)
服装とは気候や風土、時代によっても変化していくもの。
ヨーロッパの事をそのまま日本に置き換えても合点がいかない事ももちろんあります。
今ではあの石田純一氏のスタイルが珍しくもなく、夏場に若いビジネスマンの方の中にもちらほら見える様になった素足スタイルもファッションが得意な方、全体でバランスが取れる方ならば挑戦してみても良いと思います。
ただ、大体の方は失敗していますのであまりオススメはしません。
基本的にはスーツスタイルはエレガントさを求めるもの、ハズしで素足を見せて上手くコーディネイト出来る方はかなりの上級者だと思って良いと思います。
季節感という話しをしましたが、春夏と秋冬で靴下も衣替えをしていますでしょうか。
もし、一年中同じ靴下という方は春夏はコットン、秋冬はウール素材の靴下に履き替えてみてください。
これだけでもかなり快適になります。
そして、寒い時期に最強なのがウール素材のロングホーズ。
スネまでの丈の靴下と膝まであるロングホーズでは暖かさも雲泥の違いです。
個人的には男性がレギンス的な物を履くのはあまり好きではないので、寒い時はぜひ、ロングホーズの靴下も活躍して欲しいですね。
スーツに合わせる靴下は日本のメーカーでHALISONがオススメです!
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この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
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大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。