コート
この記事は「コート」カテゴリーの記事
この記事は「コート」カテゴリーの記事
2020/10/10
ヨーロッパの生地ブランドなどが、あまりやらないような生地のクオリティを展開する「葛利毛織」
生地を低速でおることのできる「ションへル織り機」によって、ヨーロッパなどで使用されている高速織り機には無いような風合いや素材使いが特徴です。
今回使用した生地は、ウール95%カシミア5%というクオリティのコート生地。
肉厚で堅牢な雰囲気と、カシミアの肌触りが確かに感じられるシンプルかつ高品質な一品。
コストパフォーマンスの良さも国産生地のメリットです。
ダブルブレストの前身なのに、ノッチドラペル。
かなり低めに設定されたゴージライン。
着丈が長く、さらに幅を持たせた肩周りによる迫力あるシルエット。
お客様が数十年以上前にフランスにて購入されたコートの再現のオーダーでした。
そんなコートの再現にメイドインジャパンの生地が使われるなんて、なんだか素敵です。
オーダーありがとうございました。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
木村駿平をSNSでフォローするならこちら
某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。