スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2019/12/23
スーツやコートは形、シルエット、デザインなどは、数百年前から大きく変わらず、現在に至ります。
そんな中、ディテール(細かい仕様)などに、「職人の技術の腕試し・見せ所」や「流行」などが反映され、若干の見た目の変化を楽しめるようになります。
今回ご紹介する「斜めのボタンホール」も元々は職人が綺麗にボタンホールをつけることができるという「他の職人との差別化」を考え、腕試し・見せ所という考えで施されたものです。
納品させていただいたこの2着のように、ボタンホールの色味を変えることはよくオーダーいただきますが、今回のように、ボタンホールの縫い方を斜めにつけることも可能です。
他にもご相談いただければできること多数あるかと思いますので、「こんなオリジナルな仕様をスーツでやってみたい」という方は、ぜひその案をお持ち込みください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。