雑談
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2018/03/06
雑誌やネットでも多く取り上げられ、俺のTailorのスタッフ内でも話に出たりと、何かと話題になっていたバブアーのオイルドジャケット。ちょうど気になっていた時に中古のものをお店で見つけ、スーツに合わせられるかなと購入しました。
モデルはビテイルという定番のモデルで、シルエットや着丈などもフィットして、かっこよく、この冬はプライベートで結構着たりしていました。
オイルでコーティングされたコットン生地を使用したジャケットで、雨などに強く保温性にも優れます。実際にオイルが染み込んでいるので、着用するとオイルの匂いがわかります。生地を触ると若干ヌメヌメします。
購入してみると、オイルの匂いが結構するのと、オイルが付くということでスーツの上には着用しませんでしたが、この一手間ある服というのが妙に癖になってしまいました。
さて、だんだんと暖かい日も増え始めたので、バブアーの役目も今年は終わりかな、、ということで、クローゼットにしまう前にお手入れをすることに。
本来段々とオイルが抜けていき、その経年変化を楽しむこともあるそうなのですが、今回は中古品ということもあり補充してみました。
販売元に送ることで、職人さんに有料でリプルーフ(オイル補充)をお願いできるそうなのですが、自分でやってみたいということで、バブアーから出ているソーンプルーフドレッシングという専用のオイルを購入。
ネットなどで手順を習ってお風呂場でリプルーフをしてみました。手順は以下の通り。
といった工程。1.2.3までは順調でした。
4に関してはかなりタイムロスしてしまいました。ソーンプルーフドレッシングはお湯につけた程度では溶けず、鍋に入れ、火をつけたまま数分置くことでやっと溶かすことができました。
5.6に関しては、溶けたソーンプルーフドレッシングを塗り込んでいくのは簡単でしたが、固まったオイルをドライヤーで伸ばしていく作業が一苦労でした。硬めのブラシでドライヤーの温風を当てながら一箇所ずつ慣らしていきます。大変でした。
とこのような感じで無事リプルーフを終え、今ではクローゼットの中にいます。
自分でリプルーフをやってみて、注意点があったのでご紹介して終わります。
家の中でやるには注意が必要かもしれません笑。みなさん、リプルーフをするときは気をつけてください、、、、
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。