雑談
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2018/02/10
現在プライベートで名刺を交換させていただく際に使用している名刺入れがこれ。
アレキサンダーマックイーンのもので、ドクロのモチーフが付いています。ドクロが好きになったきっかけは「ダミアンハースト」との出会いからでした。
コンテンポラリーアーティストの第一人者であるイギリスの美術家、ダミアンハーストをご存知でしょうか?ドクロをモチーフにした作品やホルマリン漬けにしたサメを展示した作品が有名です。
ダミアンハーストとアレキサンダーマックイーンはコラボなどもしていますが、もともとアレキサンダーマックイーンはドクロのデザインを多く使用していました。
私の名刺入れは2016ssに作られたものですが、光るドクロの目と、薄く使いやすいところがとても気に入っています。
さて、話は変わり、最近銀座でよったお店にこんなものが。
イタリアのフィレンツェで世界最古800年の歴史をもつ薬局として知られるサンタ・マリア・ノヴェッラのアルメニアペーパーです。紙にアロマを染み込ませたもので、火をつけると部屋に香りが広がるお香のようなものです。もちろん燃やさず、そのままでも香るアルメニアペーパー。
どのような偶然かわかりませんが、ダミアンハーストが好んだシソ科のアロマの匂いにとても似た香りがします。そんな少し運命的な出会いをしたアルメニアペーパーを、私は最近、そのお気に入りの名刺入れや財布に忍ばせているというわけです。
俺のテイラーでも、甘さが残り透明感の有る香りをまいています。なんの匂いかはあえてここでは言いませんが、ご来店の際は、香りを楽しんで見てください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。