スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「スタイリングテクニック」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2020/06/15
着用する場面や、職場でのベーシックな装いが多様化している今、カジュアルな「ジャケット&パンツ」のスタイルのオーダーが多くなっています。
まずは、ジャケット。
ジャケットははすでに定番の色柄をオーダーしていただいた後は、スラックス単品のご注文といったような流れで、コーディネートの幅を増やしていただいております。
ジャケットと比べ、どうしてもダメージの受けることの多いスラックス。
着まわしが出来る、かつオールシーズン着れる素材で作っていただいたジャケットは、まずは2〜3枚あれば長い期間着用していただけるはずです。
もちろんジャケットの色味を多く揃えるのもいいですが、スラックスを変えていくスタイルのご提案もさせていただいています。
今回オーダーしていただいたのは二着。
このグレーのパンツはイタリア、チェルッティのもので、生地を作る糸の染め方を工夫しているため、霜降りの表情が見えます。
単色のグレーと比べ、さらに奥深い絶妙な色になっています。
こちらのネイビーのパンツはイギリス、ジョンフォスターのもの。
ウインドペインの柄は、スラックスとして合わせやすく、コーディネートがしやすいのが特徴な万能な柄です。
オシャレさもあり、生地の光沢から高級感も出ています。
イギリス生地のしっかりとした風合いは、ビジネスシーンにも、オフタイムでも活躍してくれます。
今回のオーダーのように、ビジネスシーンのみの着用をかんがえたオーダーは基本的には、ウールのスラックスを。
オフタイムのカジュアルシーンも兼用ということなら、夏ならリネンやコットン 、冬であれば、フランネルやツイードなど、季節感ある素材も楽しむことが出来ます。
カジュアルなオーダーは、季節を感じる素材を意識してみると、そのシーズンや気分にあった着心地やファッションを楽しむことができますので、おすすめです。
ビジネスに限らず、カジュアルな装いをしたいけれども、まだジャケットやスラックスを持っていない。
そんな方はぜひ、素材から選ぶオーダーメイドでしたててみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。