雑談
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2017/11/25
現在板尾創路監督、菅田将暉さん・桐谷健太さん主演で公開されている、お笑い芸人であり、芥川賞作家である又吉直樹さんの作品『火花』。最近話題になっていますね。本は読んだのですが、映画館でもぜひ見て見たいです。
さて、漫才師が主人公であるこの物語。CMなどで見る劇中でのお二人の衣装には、スーツ姿がありました。
漫才というと、大きな存在は「ダウンタウン」個人的には「ナイツ」「サンドイッチマン」などが好きです。大阪などでは実力のある「銀シャリ」なども人気の高いコンビだそうですね。さて、好きな漫才コンビの方々をあげましたが、他にも漫才をされる皆様はスーツ姿で見ることが多いですね。
なぜ漫才のコンビはスーツを着るのか。
それは、漫才のルーツでもあるアメリカの「ダブルアクト」という話芸にありました。第二次世界大戦前ごろから戦後すぐあたりまで、人気のあった二人組での話芸です。アメリカンジョークの掛け合いみたいなものです。ダブルアクトの舞台に出演している芸人さんはスーツを着ていたというわけです。
先日テレビで拝見したサンドイッチマンさんのスーツに袖のボタンが二つだったりと、アメリカントラディショナルなディテールが見えました。漫才の大御所、宮川大介さんのスーツも二つボタン。やはりアメリカンな仕様なのでした。
現在では、トラディショナルなスーツを着て漫才をやる人も少ないと思います。しかし、形が違えど、ルーツとして「スーツを着て漫才」というスタイルが未だに存在することに、嬉しさを感じました。
現在公開中の『火花』そんな漫才のルーツに注目しながら衣装に目を向けて見るのも面白いかもしれませんね!
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。