シューズ
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「シューズ」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2020/12/12
親御さんを連れてご来店頂く新成人の皆様を見るこの季節ももうそろそろ終わり。
この時期は一年の中でも、お祖母様からお孫様への成人のプレゼントにスーツを、なんていうやり取りを店頭で見る事が出来るとても心が温まる季節です。
『スーツを誂える』という事はそろそろ社会に出ていこうとする新成人の皆様へはこの上ないプレゼントかと思いますが、初めに基本の基(きほんのき)を覚えておく事もとても大事なことなのではないでしょうか。
きっと愛する息子さんを送り出す親御さんは『スーツを着る事で姿勢や所作が変わる。』事も教えたい事のひとつだと思います。
「社会人ならスーツを着て当たり前、着なければいけないからスーツを着る」というセンスのない時代ももうすぐ終わるでしょう。
新成人の方もしっかりと自分のものとしていきましょう。
紳士服の基本的な考え方としてはまず、TPOという事を念頭におく事にあります。
色や形それぞれがどの場面に適しているかを知る事で今日の装いをどうするかを決める、という事がとても重要です。
まず、上が内羽根式の革靴。靴紐を通すところが甲の部分と一体化していて、スッキリとした印象与えます。
一方の外羽根式では、カジュアルな印象を与えます。内羽根に比べ可動域が大きくなる為、少しサイズの合わない靴でも紐で調節する事が出来るのも大きな特徴です。
こちらはフォーマルな場面には適していません。
こちらが日中に履く靴としては一番フォーマルとなる【黒の内羽根のストレートチップ】です。(※夜会などではオペラパンプスが最もフォーマルな靴になります。)
ビジネスシーンでも使えて、結婚式などのフォーマルな場面でも使える、20代でまず持つ靴としては最も使い勝手が良い靴ではないでしょうか。
上の写真が内羽根のプレーントゥ。
そして、アッパーが継ぎ目なく一枚の革で仕立てられたホールカットも同じくスッキリした印象を与える一足としておすすめ。
どちらにしても、まずは黒、しかも内羽根から揃えていくのがよろしいのではないでしょうか。
この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
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大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。