ポーター&ハーディングのソーンプルーフを使用したチェスターコートの仕立て
ポーター&ハーディングのソーンプルーフを使用したチェスターコートの仕立て
ポーター&ハーディングは、1947年にカントリースポーツを愛した2人の人物、ジョン・ポーターとビル・ハーディングによって設立されたカントリー服地専門マーチャントです。
質実剛健でありながら、英国紳士のカントリーライフを彩るスーツ、ジャケット地として、英国本国は勿論のことそんなカントリーライフに共感を持つ世界中の紳士から愛されています。
厳しい気候のムーア(荒野)で鍛えられたポーター&ハーディングのツイード地は、強くそして暖かく、まさに”男の為の1着”に相応しいストーリー性溢れる服地です。
今回使用したのは、ポーター&ハーディングのコレクションの一つであるソーンプルーフ。
ソーンプルーフに使用される糸は、チェヴィオット種の羊から採取されるウールから紡がれます。
スコットランド・イングランド国境付近の厳しい自然環境を生き抜くチェヴィオット種のウールは、他にない強さ、耐久性が特徴。
その名が示すように、このソーンプルーフは荒野を歩く際に服地に植物のトゲが刺さってもものともしない高いパフォーマンスを誇ります。
ジャケットでも使用されることの多いこのソーンプルーフを今回はチェスターコートに仕立てていただいております。
コートの納品が続きましたが、今年の秋冬のコート、ご検討のかたはどのような生地で仕立てようか、是非イメージしてみてください。