ソリッドであることのデザイン
ソリッドデザイン
さて、こちらのブログでもご紹介しましたが、オーダーメイドのネクタイを、山梨は佐野織物さんの「サルトリアスペランザ」にて始めております。
オーダーネクタイに関しての記事はこちら
とても好評で、リピートしていただくお客様や、ご紹介していただいてオーダーされた方もいらっしゃいました。ありがとうございます。
その中でも、とても好評のデザイン「ソリッド」。ネクタイとしては定番デザインですが、「ソリッド」だからこそ差が出るものもあります。
ソリッドとは何?
ソリッドなデザイン、ソリッドタイとはどういうものなのでしょうか。まず、辞書でソリッドを引いてみると、
- ソリッド【solid】 ①かたいこと。堅実なこと。②固体状であること。とあります。
ソリッドタイというと無地のネクタイということ。スタイリングがとてもしやすく、辞書通り、堅実な印象もあります。しかしそのシンプルさから、かたく面白みに欠けるような退屈な印象は避けたいものです。
そんな時に差が出るもの、特に考えたいのがシルエットと素材感です。
オーダーメイドだからこそのソリッド
ソリッドタイ。無地ではありますが、生地を織る際に生まれる「織柄」が見えます。
オーダーメイドならではなのですが、織柄、素材から選んでいただけるのです。さらに長さや幅も、身長や体型、好みに応じて指定できるのもオーダーならではのポイントでもあります。
人気のソリッドデザイン
ニットのように編み込まれた「フレスコ」
写真のような生地を使用する「サテン」
光沢感が魅力的です。ネクタイ以外で言うとスカジャンなどの生地がこのサテンです。
「レップ」と言う織り方
レップには写真のように縦と横の織り柄があり、表情が違います。
無地だからこそのデザインの幅
ソリッド、無地でもこれだけの織り方を決め、色味や使用する素材があります。素材として、こんなにもこだわりのあるものも少ないのではないでしょうか。
大量生産はできないような「シャトル織り機」で作られるネクタイは、ソリッドでも他製品にはない、極上の柔らかさやしなやかさがあります。
長さやネクタイの幅はもちろん、オーダーメイドならではのソリッドタイ。無地だからこそ、ディティールにこだわりを入れていきたいところです。もちろん柄の入ったものもとても人気です。
ネクタイのオーダーメイドをしたことがない人も楽しめるようなお値段、ぜひお試しください。