スタイリングテクニック
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2017/09/19
さて、こちらのブログでもご紹介しましたが、オーダーメイドのネクタイを、山梨は佐野織物さんの「サルトリアスペランザ」にて始めております。
オーダーネクタイに関しての記事はこちら
とても好評で、リピートしていただくお客様や、ご紹介していただいてオーダーされた方もいらっしゃいました。ありがとうございます。
その中でも、とても好評のデザイン「ソリッド」。ネクタイとしては定番デザインですが、「ソリッド」だからこそ差が出るものもあります。
ソリッドなデザイン、ソリッドタイとはどういうものなのでしょうか。まず、辞書でソリッドを引いてみると、
ソリッドタイというと無地のネクタイということ。スタイリングがとてもしやすく、辞書通り、堅実な印象もあります。しかしそのシンプルさから、かたく面白みに欠けるような退屈な印象は避けたいものです。
そんな時に差が出るもの、特に考えたいのがシルエットと素材感です。
ソリッドタイ。無地ではありますが、生地を織る際に生まれる「織柄」が見えます。
オーダーメイドならではなのですが、織柄、素材から選んでいただけるのです。さらに長さや幅も、身長や体型、好みに応じて指定できるのもオーダーならではのポイントでもあります。
光沢感が魅力的です。ネクタイ以外で言うとスカジャンなどの生地がこのサテンです。
レップには写真のように縦と横の織り柄があり、表情が違います。
ソリッド、無地でもこれだけの織り方を決め、色味や使用する素材があります。素材として、こんなにもこだわりのあるものも少ないのではないでしょうか。
大量生産はできないような「シャトル織り機」で作られるネクタイは、ソリッドでも他製品にはない、極上の柔らかさやしなやかさがあります。
長さやネクタイの幅はもちろん、オーダーメイドならではのソリッドタイ。無地だからこそ、ディティールにこだわりを入れていきたいところです。もちろん柄の入ったものもとても人気です。
ネクタイのオーダーメイドをしたことがない人も楽しめるようなお値段、ぜひお試しください。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。